「大河内伝次郎とエノケン‼️」虎の尾を踏む男達 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
大河内伝次郎とエノケン‼️
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終戦直後の大混乱の時代にこんな素敵な映画が作られていたなんて‼️七人の山伏が強力を従えて関所を突破しようとする。七人は源義経と、弁慶をはじめとするその家来たちだった・・・‼️今作はわが敬愛する黒澤明監督が歌舞伎の「勧進帳」をもとに製作されてるわけですが、関所を守る藤田進さんの富樫と、対する大河内伝次郎さんの弁慶の駆け引き、そして狂言回しとも言えるエノケンさんの強力のリアクション‼️今作は歌舞伎の翻案と言うよりは和楽器によるミュージカルであり、楽しいコメディなんですよね‼️大河内さんの面構えもいかにも時代劇の面構えで迫力があるんですが、やはりエノケン‼️勧進帳が白紙なのを見て仰天するシーン、飛び六法して大見得を切るシーン、ラストのエノケンが目覚めると綺麗な夕焼けがまぶしいシーンなど、印象深いですね‼️エノケンの強力による武家社会への批判が感じられて、さすがは黒澤さんです‼️
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