トップガンのレビュー・感想・評価
全38件中、21~38件目を表示
マーヴェリック、ここに誕生
この映画を見たことがなくとも、デンジャー・ゾーンやトップガン・アンセムのメロディは聞いたことがあるはず。
特にケニー・ロギンスが歌い上げたデンジャー・ゾーンは今なお戦闘機映像が放送される際に使われ、聴くものの心をジェットエンジンで上空一万メートルへと飛翔させる名曲です。
【ストーリー】
米海軍トップガン課程に集められた、才能あふれる若き戦闘機パイロットたち。
召集された主人公マーヴェリックと相棒グースは、飛び方も破天荒な名物コンビ。
マーヴェリックは持ち前の勝ち気でライバルのアイスマンとしのぎを削り、ビーチバレーでも火花を散らし、酒場でグースと火の玉ロック(Great Balls of Fire)をピアノかき鳴らして歌い、、教官をナンパして恋に落ち、ノーヘルに二人乗りで滑走路をバイクで爆走する。
そんなある日、危険な飛行でコントロールを失いマーヴェリックたちは墜落、その事故でグースを喪ってしまう。
失意の中、迎えたトップガンの卒業式。
そこにとどいたのは、国籍不明のソ連製ミグ29飛来の警報。
二機の敵機に、二機のトムキャットを迎撃にむかわせるも、遭遇した敵の数はなんと六機。
前衛は苦境におちいり、一機が撃墜されてしまう。
螺旋を描き、雲霞のごとくアイスマン機に群がる敵。
「教えてくれグース」
呪文のように唱え、勇気をふりしぼり、ついにマーヴェリックは仲間が救援を待つ戦闘空域へと飛ぶ。
F-14トムキャット、陽炎にゆらめく空母のカタパルト、兵士たちのハンドサインにパイロットのコールサイン、ハードロック、クルーカットのヘアスタイル、カワサキのレーサーレプリカバイク、緑のMA-1、ビーチサイドの店で飲むビール。
魅惑のアイテムの数々がこれでもかと登場するこの映画。
当時の思春期男子は皆こぞってトム・クルーズ、いいえマーヴェリックになりたがったのです。
そんな錆びついた歴史はどうでもいい、オープニングのデンジャー・ゾーンが終わるまでの映像を楽しめたのなら、この映画を最後まで見ても絶対に損はさせない。
最高の戦闘機映画であり、夏の青春映画の傑作です。
極上のヒーハー
マーヴェリックの予習のために、数十年ぶりに(w)復習。
心に影を抱えた向こう見ずな若い飛行士が、温かい友情、年上の女性との恋、仲間との切磋琢磨、挫折を経て成長する王道の青春ストーリー。
本物の戦闘機を使った撮影は今日見ても大迫力。陽炎で滲む飛行場で飛行前の合図を送り合うシーンや操縦シーン、音楽もカッコよくて、見終わると何だか自分も飛行機を運転してみたい気分になるw入り込める映画。
若き日のトム・クルーズ氏が眩しい。悪ぶってみても爽やかで、キュッと口角を上げたときにできる笑窪がキュートで。それにしても、あんなにヒーハー言ってかな?バブル期だったからだろうか…w。艶っぽい女性教官のソバージュヘアが懐かしく、デビュー時のメグ・ライアンも愛らしかった。
アメリカ映画のキザでイカした言葉遊びが堪能できる
36年ぶりとなる続編『トップガン マーヴェリック』が公開されるため初めて鑑賞しました。
名前はよく聞くので、ざっくりとしたあらすじだけ知っている状態で鑑賞。
結論ですが、「とにかくキザでカッコいい映画」でした。
昔の映画ですので映像などは物足りない部分もありますしストーリーが特別優れているようにも感じられなかったのですが、全編通してダレる部分も無いしキャラクターも魅力的だし、アメリカ映画によくあるカッコいい言い回しや言葉遊びが存分に楽しめる良い映画でした。
・・・・・・・・・・
アメリカ海軍の戦闘機パイロットのうち、上位1%だけが入学できるエリート養成所「トップガン」。そんなエリート養成所に相棒のグース(アンソニー・エドワーズ)と共に入所することになった、抜群の腕を持つ無鉄砲なパイロットであるマーヴェリック(トム・クルーズ)の成長と恋を描く、大迫力のスカイアクション映画。
・・・・・・・・・・
楽しかったのは間違いないんですが、やはりこういうアクション映画はリアルタイムで映画館で鑑賞するに限ります。自宅のテレビで観てしまうと音響も映像もショボくて楽しみが半減です。先述の通り本作はストーリーが特別優れているというタイプの映画ではなく、大迫力の空中戦が売りの映画ですので、同じ映画でも映画館と自宅のテレビとでは鑑賞後の満足感は雲泥の差でしょうね。
卓越した操縦技術を持つ主人公マーヴェリックが、ライバルであるアイスマンと切磋琢磨し、教官でもあるチャーリーと恋に落ち、相棒のグースを失い、困難なミッションに挑む。戦闘機によるスカイアクション映画と聞くと戦闘シーンが多いかと勘違いしがちですが、戦闘シーンは最後の10分くらいなもので、それまではずっと仲間との友情や厳しい訓練やチャーリーとの恋愛シーンが続きます。学園部活モノのような印象を受けました。
ストーリーは悪く言えばありきたりですが、逆に言えば絶対に外さない王道。奇をてらうことなく、真っ向勝負で楽しませてくれる感じでした。観終わった後には間違いなく満足して劇場を後にできるタイプの作品です。
脚本のおかげか翻訳のおかげかは分かりませんが、劇中に登場するアメリカ映画特有の言葉遊びのようなセリフ回しも絶妙でした。魅力的なルックスとパイロットとしての実力を兼ね備えたマーヴェリックがアメリカ的な台詞を発すれば、3割増しでカッコ良く魅力的に見えます。本作が公開された後に海軍への入隊志願者が5倍になったという話もありますが、それも納得のカッコよさですね。
2022年に本作の正式な続編となる『トップガン マーヴェリック』が公開され、私も先日鑑賞してきました。続編の公開まで36年もかかってしまったのは、本作で主演を務めたトム・クルーズが質の低い続編が作られることで本作の価値が下がることを嫌がり、続編製作の権利を自ら買い取ってしまったのが原因であると言われています。続編である『トップガン マーヴェリック』は、そんな『トップガン』を愛するトム・クルーズが認めた作品と言うことで期待していましたが、期待を遥かに上回る傑作に仕上がっていました。
本作を鑑賞された方は、ぜひ続編である『トップガン マーヴェリック』もご覧ください。できることなら映画館でご覧ください。オススメです!!
トムクルーズに酔いしれる映画。
とにかくトムクルーズがカッコいいに尽きる。
ストーリーは器用貧乏という印象。
ラブロマンスがかなりチグハグで、
行き当たりばったりな感じ。
かなりのご都合主義で感情移入はできなかった。
最後ワシントンから彼女が帰ってきたのは何故か。
教官と生徒という禁断に手を出す設定はいいが、
その後の展開はかなり薄味だった。
戦闘機に関しても、実機ということで臨場感や音は
かなりの迫力であったが、情けの程度に親友を死なせとけば
良いでしょというテキトーさが見えた。
それから立ち直ってどうですかと言われても、
よくあるよねという感想で、途中から分かりきってしまったのが残念。
しかし、トムクルーズはハマり役で、出世作と言われるのは
納得である。とにかく魅力がたっぷり詰まっていて、
若き日のトムクルーズを見たいならこの映画を
見るべきだろう。
テーマ曲であるデンジャーゾーンもかなり決まっていて
映画とマッチしたかっこいい曲だった。
有名すぎて誰もが知っているが、映画と重ねると
不思議と倍以上かっこよく感じた。
スタイリッシュ・スカイアクション!
"トップガン" シリーズ第1作。
関西テレビの深夜放送を録画して鑑賞。
友情・恋愛・挫折・葛藤・成長…青春映画のフォーマットが揃い踏みだった。誰もが熱狂するだろう要素が詰めこまれているなぁ、と…。だから惹きつけられる。感情移入し易いストーリーだからこそ、今でも人気なんだなと思った。
全ての映像がカッコ良くて感動的で、非の打ち所が無い。冒頭の空母からのF‐14発艦シーンを観ただけで、「この映画は絶対に面白い!」と確信出来てしまうのだからすごい。
目まぐるしく変わるアングルが光るスカイアクションは、戦闘機に乗り組んでいるような視覚体験が味わえる。テレビ画面でも相当だから、映画館で観るとどうなるのか気になる。
劇伴や挿入歌のセンスも良い。80年代音楽の底抜けな楽しさが、トム・クルーズの爽やかさや迫力のスカイアクションと見事に融合して、興奮を掻き立てる。劇伴の良さも、本作が今尚色褪せない理由のひとつなのではないかと感じた。
[余談]
一匹狼的なマーヴェリックの姿に「ウルトラマンダイナ」の主人公、アスカ・シンの姿が重なった。戦闘機のパイロット学校出身だし、チームワークを学び、成長していくところもそっくりだ。鑑賞後に調べると、マーヴェリックがアスカのキャラクター造形のモチーフになっていたことを知って納得した。
[以降の鑑賞記録]
2022/05/14:Ultra HD Blu-ray(字幕)
2023/01/25:地上波放送(テレビ大阪)
2024/11/08:金曜ロードショー
※修正(2024/11/08)
トム様の
トム様のプロモーションビデオかと思いました笑笑
言わずと知れたトムクルーズの出世作。
ずっと見てなくて、今更見てみたけど、割と面白かった。
世の女性たちのハートを鷲掴みにしただけあるよね。
だってカッコよすぎる!
笑顔が可愛すぎる!!!
っていうか、ERのグリーン先生が可愛い顔しててびっくり!
最初わからんかった!
キャスト豪華でびっくりする。
メグライアンに、ティムロビンスに。
しかもちょい役だし。
アイスマン役が私の大好きなヒートに出てる
ヴァルキルマーだったり。
物語としては、ひねりなしの王道。
凄腕だけど調子に乗ってる主人公。美女との恋愛、親友の死(グリーン先生はここでも死ぬのね笑)そこから立ち直っての勝利。
なんのひねりもないからこそ見やすい映画でした^_^
格好良い映画
午前十時の映画祭にて鑑賞。
やっぱり格好良いですね。
もうデンジャーゾーンの流れるオープニングだけでも満足しちゃいました。
そのままの勢いで、恋愛などのストーリーもテンポ良く進んで行きます。
戦闘シーンのスピード感は凄いですね。
そして、その勢いのまま迎えたグースの死。
周囲の判断で責任は無いとなっても、親友の死の責任を感じるマーベリック。
マーベリックに対して、色んな立場の人がそれぞれの言葉で慰めます。
その中で思わず涙腺を刺激されたのが、親友の妻の言葉「あなたがいなくても彼は飛ぶ」でした。
もし、逆の立場になってもグースは飛行機を降りないと思うと伝える事で、マーベリックにパイロットを続ける道を示唆する。奥さん、優しくて強い。
色んな人の言葉をもらい立ち直れたマーベリック、ストーリーは王道ですが、やっぱりいい。
アメリカらしい格好良い映画でした。
と、言ってみて思いました、じゃあ日本的な格好良さってあるのかなと。
それで、一つ思いつきました。
『シンゴジラ』の「ローテで行きます」
これ、日本的な格好良さだと思いませんか?
Who's the best? 全てはここから始まった!
一人で勝手に「トム・クルーズ強化月間」の第二回は「トップ・ガン」です。トム・クルーズの出世作とは知りつつ今まで観ていなかった本作を「午前10時の映画祭」で観賞。古い映画ですし、80年代ってカルチャーが独特過ぎてその時代を生きてなかった人から見れば何だか敷居が高いんですよね~。でも本作は面白かったです!所謂青春映画のひな型と言った感じで、今日まで続く青春映画の基礎が全て詰まっている作品でした。
当たり前ですがトム・クルーズがメチャクチャ若い!出てきた当時って歯並びちょっと悪かったんですね。それでもメッチャ鍛え上げてて、いやー、トムさんが人気になったのも納得でした。
ヴァル・キルマー演じるライバルのアイスマンがマトモで良い奴でしたね。ライバル・ポジションなんで嫌な奴だったりするのかな?なんて勝手に思ってたらマーベリックより全然常識人!後、若い頃のメグ・ライアンにもビックリしましたが、正直ティム・ロビンスには気が付きませんでした。みんな若かったんですね。
戦闘機のドッグファイトはあんなCGもない時代にどうやって撮ったんだろう?と不思議に思うぐらい迫力満点です。カメラを戦闘機にくくり付けてたのかな?でも今だったら映画とは言えどロシアの戦闘機落としたりしたら問題になりそう。その辺、当時はまだユルい時代だったんだろうなぁ。
何はともあれ、その後のトム・クルーズの快進撃の始まりとなる本作。いかにも80年代な作品ですが、一見の価値はあると思われます。でも、せっかくまとまってるのに続編いる?
再鑑賞履歴
2022/5/7
続編公開前の予習
そうさ、アイス・・マン、俺は危険なんだ!
【トップガン:おすすめポイント】
1.若かりし日のマーベリック(Maverick)役トム・クルーズのカッコよさ!!!
2.チャーリー(Charlie)役ケリー・マクギリスの色気!!
3.マーベリック(Maverick)役トム・クルーズとグース(Goose)役アンソニー・エドワーズ&キャロル・ブラッドショウ役メグ・ライアンとの会話!!
4.アクションシーン&艦長との会話!
【トップガン:名言名セリフ】
1.マーベリック(Maverick)役トム・クルーズの名言名セリフ
→「そうさ、アイス・・マン。俺は危険なんだ。(That's right! Ice... man. I am dangerous.)」
→「バカ言うな!お前が俺の僚機だ。(Bullshit! You can be mine.)」
2.チャーリー(Charlie)役ケリー・マクギリスの名言名セリフ
→「彼が飲んでいるものをもらうわ。毒薬?(I'll have what he's having. Hemlock, is it?)」
→「あなたの操縦は本当に天才的だって分かってるわ。でも、あそこでは言えなかった。心を見透かされるのか怖かったのよ。あなたに恋してしまったことは、誰にも知られたくないの。(I see some real genius in your flying, Maverick, but I can't say that in there. I was afraid that everyone in the tax trailer would see right through me, and I just don't want anyone to know that I've fallen for you.)」
→「マーベリック、この色男・・・。ベッドに連れていきなさい。さもないと私を永遠に失うことになるわよ。(Maverick, you big stud... Take me to bed or lose me forever.)」
トムクルーズ若い
BGMも有名だね。空飛ぶ時に流したい音楽。
友の死、恋人、ライバルと言われるとありきたりな感じもするけど、なかなかよかった。
バーでクソ下手な歌を歌いながらナンパするシーン好き
見ているこっちが酔うほどの
空を飛ぶってすごい!!!
って思い知らされる描写が上手な映画です。
いかんせん今見るとトムクルーズが若すぎて何だか落ち着かないけど、若い頃は若い頃でカッコ良い!
それとメグライアンが出てたのに驚きました。
ストーリーは有りがちですが、大流行しただろうと容易に想像ができる格好良さ。
戦闘機のパイロットって体が小さいもの。
トムクルーズ抜擢は正しいキャスティング。
それに、トムの首が太くて凛々しい。
体だって相当鍛えただろうと思うビーチバレーのシーンは萌え萌えでした。
あの彼女教官のヒロインは余り好きではなかったなぁ…
男性教官とアイスマンは良かった。
男性教官の言葉で締めたいと思います。
友人の死に責任を感じ自信を失った。
私は下手な慰めはしない。
自分で判断するのがパイロットだ。
出来るはずだ。
飛んだら命を賭ける。
それがパイロットの仕事だ。
君の道を決めるのは君だ。
空猿!
祖母に小さい頃から見せて貰っていて、私もトムクルーズファンです。
戦闘機を乗り回すシーンも大好きですが、一転、グースが亡くなり、死を乗り越えてタグを投げるシーンが子供ながら非常に印象的でした。メグライアン可愛い。
アイスマンとも和解し、よりチームの結束が強まる。
海猿は愛と青春の旅立ちとトップガンを踏襲しているように感じます。
デートムービーに最適ー
初めてこの作品を観てからはや十数年…このサイトを知った機会にゲロしたいと思います。
作品の出来は最高、確かにそう思います。ドッグファイトのシーンとかその他もろもろ、めちゃくちゃカッコいいですし。未見の人にも薦められます。
でも一個…もっと男臭くても良かったんじゃないかなぁ…
確かに80年代という時代を考えると、あのセクスィーな教官はいて当然なのかもしれません。
でも!でもよ!!トムと寝んのはえーって!!!
仲間は死んでいるというのに、恋人は一瞬で出来るわ、なんか気難しそうなキルマーとはすぐ和解するわで、トム優遇されすぎ!!
もっとこう…男ばっかのモッサリ空間でワチョワチョしろよ!戦いだろ!!
まあそれだとあんまり売れてないと思うけどね。
あとは文句のつけようもないです。
全38件中、21~38件目を表示