「フィルム・ノワールの創世記」東京の女 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
フィルム・ノワールの創世記
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エリック・サティのジムノペティがおもむろに流れるが、オリジナルなのだろうか?
1925年に大日本帝国は治安維持法を制定する。この映画の公開が1933年
さて、岡田嘉子さんは1938年にソビエト社会主義連邦共和国へ亡命(?)する。
この映画の存在は知っていたが、初見である。
言うまでもないが、そう言った概念があるとすれば、フィルム・ノワールの創世記に当たるのだろう。劇中の『百万円貰ったら』は知らなかった。
そうか!エルンスト・ルビッチってあの『ニノチカ』か!凄い。
いずれにしても、小津安二郎監督が世界的に評価される所以だと思う。更に言えば、戦争をまたいで、名作を次々に生んだ演出家だと思う。
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