「хороший」トータル・バラライカ・ショー 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
хороший
出だしホール会場での演奏かと思いきやフェス並みの大歓声、フィンランド・ヘルシンキの上院広場に7万人が集まった観客の迫力と総勢170万人のロシア赤軍合唱団の存在感に圧倒させられる、主に民族音楽を中心に聴き覚えのある曲も多数、民族衣装で踊る圧巻のダンサーたちが楽しくも肝心のレニングラード・カウボーイズ面々がミュージシャンとしてしっかり演奏する姿に『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』やその続編である『レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う』で見せたコミカルでトボけた印象から程遠く格好良いバンドとしての佇まいに渋さが増す。
アキ・カウリスマキの創作から架空のバンドとして始まったレニングラード・カウボーイズ、本作のコンサート自体はバンドからの発信だったのか?カウリスマキが映画として企画したものだったのか?それとも旧ソ連の退役軍人側から??
ボブ・ディランの「天国の扉」はガンズ・アンド・ローゼズがカバーしたアレンジに似通っているような!?
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