デーヴのレビュー・感想・評価
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替え玉映画の金字塔
アメリカの大統領ほど国民はおろか全世界に顔を知られている人物はいないでしょう、セキュリティ上の影武者なら可能でもマスコミの前や議会まで堂々と露出して騙しとおせる訳はないのですが、その普通の思考を逆手にとってハラハラさせるテンションになります、善行やほのぼのシーンを添えることで観客の大半は上手くいきますようにと祈ってしまいます、デーブには悪意や魂胆はなく成り行きなので不思議と罪悪感は抱かせません、やはりゲイリー・ロスの本の上手さでしょう。コメディと言うと下品なジョークやオーバー・アクションで笑いをとろうとするB級映画が散見されますが本作は馬鹿騒ぎは封じて、脇役も大真面目です、特にシークレットサービスのヴィング・ラムズがいいですね、セリフは少ないですが輝るものがありました。
デーブが車屋の宣伝で大統領の物まねをするシーンで大きな豚が出てきました、これはベイブでデーブとのダジャレなのか?考えすぎでしょうね・・。警官に咎められて夫妻で唄うアニーのトゥモローも良かったです、「奥さんはいまいち」という警官の一言は笑えました。
いやはや、こういう上質なライト・コメディはいいですね、替え玉映画の金字塔でしょう。
笑えるし、ほっこり
ボディーガードとの会話がいい
「セーターとか着たら溶け込むのに…」
ボディーガード「セーターは首が太く見える」
「じゃあ、カーディガンは?」
ボディーガード「似合うと思う?」
ってゆーシーンから次のシーンに行く感じとかすごい好きだった。
大統領夫人と警察に捕まって、アニーを歌う。ハモるのもおもしろい。あせって一生懸命ごまかすバカバカしさ。
ボディーガードの、「君のためなら死ねる」というタイミングが最高。
ここで言うかー!
大統領の影武者を演じる役者。
18年前の作品で懐かしー!
改めて観たのですが意外と良い作品です。
流石に絵図らは古いのですが、シチュエーションや脚本は
現代でも十分古さを感じないいい脚本です。
有名なホワイトハウスからの抜け穴を通って外に出るってシチュエーションも知ってる人にとってはニヤリって感じです。
ケビン・クラインはコメディー出身だったのか定かでないですが
この役をユーモラスに演じています。
シガーニー・ウィーバーも男らしい演技ではなく
気の強い大統領夫人を演じていています。
ですがどうしてもエイリアンの猛々しい演技が
イメージ強くギャップが頭の中にあり
セクシーなイメージがわかない(すいません)
ひょんなことから脳溢血で倒れた大統領の代役演じる事になった
派遣コーディネーターが正義感あふれる大統代役を演じて良い
決断や人の為になる法案を通すっていう行動にでます。
本当に人民が選んだ大統領=日本の首相や政治家もぜひ
見習ってほしいものです。
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