劇場公開日 1963年3月1日

天国と地獄のレビュー・感想・評価

全56件中、41~56件目を表示

4.5すげー面白かった!

2017年10月29日
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鑑賞方法:映画館

午前10時の映画祭にて鑑賞。 皆さん色々書かれていて賛否両論のようですが、まあ面白くて夢中で見てしまいました。まさに娯楽巨編。意味不明だったタイトルの意味も最後まで見ればはっきり分かる。 白黒映画だから成立した画面だよなあ。カラーにしたら役者のオーバーアクションで白けてしまうと思う。

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uttiee56

2.0性に合わない

2017年10月21日
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鑑賞方法:映画館

前半は退屈で退屈でzzz…。しかし後半は見せ場十分で中々面白かった。ただ、野良犬もそうだったが個人的に黒澤作品は性に合わないように感じた。 (午前十時の映画祭にて鑑賞) 2017-137

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隣組

4.5天国と地獄がまさに黒沢天皇の手の中

2017年10月16日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

確か一度ノーカットで衛星放送で観てるのですが 覚えていなかったシーンがたくさんあって やはり映画館で見ると集中力が違うよなあ〜と改めて感じました。 前半舞台劇の様な犯人のとのやりとりシーンでは 何よりも三船敏郎の圧倒的な存在感! 他人の命と我が身の成功を秤にかけて苦悩するところは 室内のシーンが続くのにまったく飽きずグイグイ引っ張って行かれる。 で、後半は仲代達矢のスマートで淡々としながらも 結構えぐい捜査手法を選ぶ警部と地道な刑事たちの捜査のシーンが 徐々に犯人に迫って行く姿もハラハラして目が離せない。 で、同じ様な警察捜査物の名作「砂の器」の犯人の動機に ぼろ泣きした身としては、 どんな動機なのか?とドキドキしたのだけど〜〜 これは、一種の不条理映画なのかな〜〜 でも、自身の成功より命の重みを選んだ権藤さん(三船敏郎)と 自身の満足のために命を軽んじた犯人との対比は やっぱり心にグッとくるし、 時代が変わっても普遍的なものに落ち着いたことが やはりこの映画を名作にしてるんだろうな〜〜。 撮影過程でよく言われる、 身代金の受け渡しの鉄橋のそばの家の 二階が邪魔だからと、二階を外して撮影したとか まあ、天皇と言われた頃の 黒沢パワーが映画全面に溢れかえってます。 とにかく面白い!!見ものです!! あと、余談ですが冒頭の靴の話〜。 あんな簡単に手で引っ張って壊れる様な靴、 絶対売って欲しく無いわ。(by靴屋)

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星のナターシャ

5.0名画!

2017年10月16日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

冒頭シーンの4人を見て、役者と映画がしっくりとしてると感じた。 それもそのはず名優ばかり。 しかも格好いい役者がずらり。 役になりきっている。 犯人を捜す刑事達の執念、犯人を追い詰めていく時のあらゆる変装。 犯人を死刑にしなければとの正義感。 ときどき笑いをちりばめた娯楽作品だと思います。 黒澤バンザイ!

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りんちゃん

4.0面白かった

2017年9月18日
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鑑賞方法:TV地上波

他の白黒の黒澤作品も見たくなった。

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自由の座

3.5警察と犯人の人物像が希薄

2017年5月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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Cape God

4.0脚本が実にしっかりとしている。話が緻密で飽きさせない。 警察の捜査...

2017年5月5日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

脚本が実にしっかりとしている。話が緻密で飽きさせない。 警察の捜査等のリアリティも秀逸。とりわけ、実際の列車を使った一発勝負の撮影だったらしい現金授受の場面は緊迫感みなぎる。 しかし、最後の最後、動機だけがショボすぎる。そこだけちょっと納得いかず。でも現実の犯罪も案外そんなものかもしれませんね。 見てすぐ思ったことは、誘拐ってこんな罪軽かったか?ってこと。当時はそうだったようで、その理不尽さが黒澤監督がこの映画を作った重要な動機らしい。 皮肉なことにこの映画後誘拐事件が増加、結果、刑法改正のきっかけとなったという。 私が幼い頃、夜怖くて寝られないトラウマとなった事件、吉展ちゃん誘拐殺人事件もそのようだ。今親となり改めて思う。誘拐などという卑劣、卑怯な犯罪は絶対に許せぬ、と。

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はむひろみ

4.0最初、ずっと同じへやにいるのに 全然飽きない。映画作りにそこまです...

2017年2月27日
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最初、ずっと同じへやにいるのに 全然飽きない。映画作りにそこまでするのカッ!

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文た

4.0不可解なタイトル

2016年9月11日
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地獄日和

5.0山崎努に感動!

2015年8月14日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

黒澤映画特集の時に見た。凄く面白かった。金持ちは高台、そこを見上げる貧しい若者。緊迫感溢れる電話、誘拐犯の間違い、新幹線。山崎努の美しさ、若さ、鬱屈に心打たれた。

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talisman

4.5完成されたサスペンス

2015年6月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

まるでヒッチコック映画のような冒頭シーン。被写体が動くとカメラも動くというスタイルの統一が、現場の緊張感を演出していて、とても効果的でした。 (もちろん私たちにとっては非日常的ですが、)登場人物たちの或る日の出来事をありのまま写し、ひょんなことから事件が発生する展開も見事です。 特急こだま号でのシーンは、とにかくヒヤヒヤ。おそらく、手持ちカメラの効果でしょう。『北北西に進路を取れ』を思い出しました。そして中盤から犯人との本格的な闘いがスタートし、あっという間にクライマックス。 あのラストシーンは、色々と考えさせられますね。彼らにとって、"天国と地獄"とはどういうものなのか…。

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ハットコック

4.0野良犬より好き

2014年11月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

興奮

『野良犬』がほぼ1人で小規模な盗みの事件を捜査するのに対して、今回は大規模事件を大勢で調査する。その面白さは、捜査本部でのそれぞれの担当の情報交換の場面で遺憾無く発揮されている。個人的に刑事ものとして明らかに『野良犬』より面白いと思う。 仲代達矢演じる警部がメインとなって事件の捜査をするパートは後半だが、前半もまた別の面白さがある。特に三船演じる権藤と妻が、会社の部下の子供のために翌日どうしても必要な金を支払うか支払わないかについて口論する場面。究極の二者択一を男女が話し合うシーンは哲学的な面白さがある。迷い、苦悩する三船の表情も見事。

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えら

4.5初黒澤

2014年10月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、CS/BS/ケーブル

興奮

高校時代にリバイバルで観た初黒澤。 子供が救出されるまでの密室劇の濃密さは尋常ではない。アップを避けて客観性に徹しているのは流石。救出シーンすらロングですから。 初黒澤には一番かと。

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クーガ

3.0人間の本領。

2014年10月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

知的

何が天国で、何が地獄か、人によって感じるところは違うのだろうけれど。 他者と比較衡量し、自身を卑下しても得るところは多くない。しかし、分かっていても比べてしまうのがヒトの性なのだ、ということを突いてくる。 虚栄心、良心、情、恨、…。 1人の人間の依って立つ処は?と自問させられた。

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Nori

5.0黒沢映画の中で一番好き

2014年9月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

こんなにスリリングで、面白い映画は無い言い切ります。 これぞ黒沢です。 序盤は録音のせいかセリフが聞き取れなかったが、あるシーンをきっかけに最後まで見入ってしまった。 スゴイ監督だと思った。本当にスゴイ映画だ。

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サブ

3.0少し年取った三船さん

2014年3月19日
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鑑賞方法:試写会

難しい

何度見ても三船敏郎さん志村喬さんはかっこいい。 DVDで見た時よりも、ずっと聞き取りやすく画面も見やすかった。 少し長すぎて眠かった´д` ;本当にいいものを作りたい気持ちと、子供を誘拐され心配な気持ちとのせめぎ合い。

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Lenore