テルマ&ルイーズのレビュー・感想・評価
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世の中男よりも、 女性の方が不利な場面って多々あるんだろうね。 き...
世の中男よりも、
女性の方が不利な場面って多々あるんだろうね。
きっと昔よりは良くなっていると思うけど、
大変そうだなって思うことある。
主人公の二人はべっぴんさんなので、
べっぴんさんじゃない人よりは
人生の中で
幸せになれるチャンスはあったはずなのに、
なぜか不幸になる。
女性二人がやけっぱちになりながらも、
刹那的な幸せを探す青春ロードムービー。
最後の終わり方の二人の表情、
道の終りを突き進んでいく映像美しかったです。
女のバニシング・ポイント
解き放て!
【男性優位社会に対し、女性が自立、抵抗する姿を叩きつけた作品。テルマとルイーズが自由を求めて疾走する姿が印象的。特に覚悟を決めた二人のラストは”自由への飛翔”の象徴であろうと思える作品でもある。】
ー 閉塞感溢れる日々を送る平凡な主婦のテルマ(ジーナ・デイヴィス)とウェイトレスのルイーズ(スーザン・サランドン)は、夫と恋人に内緒で、週末のドライブ旅行に出掛ける。
だがその途中、テルマがバーで知り合った見知らぬ男ハーランにレイプされかける事件が発生。助けに入ったルイーズは男を射殺してしまう。
そして、彼女たちはそのまま自由への逃避行を続ける・・。ー
・最初は、ルイーズが主導権を握っているが、イケてる小悪党、JD(ブラッド・ピット)と初めての快楽を伴う関係を持ったテルマが自立して行く姿が印象的である。
JDに教わった通り、強盗を行い、初めて自由を感じるルイーズの姿。
・逃避行の際に、警察官に捕まった際のテルマの行動も彼女が自立した精神を、自ら得た事を示している。
・メキシコへ向かって、逃避行をする間、執拗に彼女達を追いかけるタンクローリーの運転手に対する、二人の啖呵が小気味よい。
そして、タンクローリーに銃弾を撃ち込んで・・。
<テルマとルイーズの数々の行為は許されるべきモノではないが、良く観れば、総て愚かしき男性の行為が起因している。
ハーヴェイ・カイテルが演じる捜査官ハルのみが、彼女達の側に立って、捜査をする姿も印象的である。
そしてあの鮮烈なラストシーンが、今作を秀逸過ぎる作品に昇華させているのは間違いないと思うのである。>
名作ですね
さすがリドリー・スコット。もう30年以上前の作品なのに全く色褪せない。ラストの逃走劇は映画の教科書に乗せるレベル。人物描写が素晴らしく、下手なシナリオだと自分勝手な二人の女性で全く感情移入出来ないのだが、ちゃんと出来るようになっている。行きずりの男とのセックス等もちゃんと理由や夫の事も触れ嫌な女と見られがちだがそうなっていない。
中盤から描かれるテキサスの話もちゃんと落ちが着いていて素晴らしい。
追う側も二人に同情しているから誠意を持って接しているし、しかしもう男は信用は出来ないと、歯がゆい話になっている。
イーストウッド監督の「パーフェクトワールド」はこのラストからヒントを得たのかもしれない。こちらも名作だが。
まんまニューシネマ
レイプ犯は現行犯逮捕で即死刑でいいと思う、賛成の人はどうですか❓‼️ーんあ
鮮烈で最強のエンディング
ずっと観たかったジェンダー映画の傑作!!
《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
うっかり、自分のアカウントにログインできない状態にしていまいました。(バカ)
以前の投稿の削除や取り消しもできないので、
これからは「星のナターシャnova」として
以前の投稿をポチポチ転記しますのでよろしくお願いいたします。
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今回の「午前十時の映画祭」の中でも
一番楽しみにしていた作品。
高圧的で身勝手な旦那に、
ずっと今で言う
モラハラを受けている主婦のテルマと
自立してきちんと生きてるルイーズが
気楽な週末のバカンスに出かけるはずが
ハメを外し過ぎたがために
とんでもない方向に転がってしまう
アメリカンニューシネマの流れを受けたお話。
女たちの意外な行動にいちいち驚く
男たちの反応が
今の感覚だとお笑いでしかなくて
私も含めて客席の女性から失笑が漏れてました。
でも作られた当時の男どもは
映画の中も外も
同じ様な反応だったんだろうな〜
当時の女達が「そう!そうなのよ!」と
大きく頷きながら観ていた姿が目に浮かぶ様です。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
ジーナ・デイビス演じるテルマは
最初の方は旦那に過剰に気を使って
まるで発達障害?
と感じるさせるほど落ち着かない。
やがて気持ちがほぐれて
酒場で男に声をかけられ
て、はしゃぐシーンは
マリリン・モンローの様な
派手なセクシーなメーク!
色々波乱があるうちに、一旦、超ブサイクになって
ある出来事をきっかけに、
ほぼすっぴんに近いのに
まるで自由の女神の様な
意思のある強くて美しい顔に変貌してゆく。
その変化、俳優さんてすごいな〜〜 久々に実感しました。
スーザン・サランドンの演じるルイーズも実は〜〜
それにしても、最初から最後まで
セクハラとモラハラの塊の様な映画だわ〜
女性の置かれた立場がこの映画からあまり変わらないことが
本当に辛いし、情けない〜
一つだけこの映画に文句がある!!
自力で勝ち取ったものの象徴なのだろうが
ある男の帽子を嬉しそうに被ってる。
今2019年の感覚だと、
あんな加齢臭と脂で臭そうなモノは、
男達が女達にして来た様に
地べたに叩きつけて踏んづけちまえ!!
若い頃のブラピが出てますよ!ちょっと小癪な役で〜
ハーベイ・カイテルがいい役やってます。
唯一の救いです。
@お勧めの鑑賞方法は?
どうしても映画館で観たかったんです!!
最後のシーンはグランドキャニオンなので、
是非是非大画面で観て下さい!!
男女間に根付く性差別の意識
これはいいロードムービーだ!
女性版の西部劇、現代版
対照的な性格の二人の女性同士の友情、逃避行を描く。女性の西部劇現代版。
二人でバカンスで出かけたドライブの途中で、レイプされそうになった一人を助けようとして、レイプしようとした男を射殺してしまう。そこから二人でメキシコへ向かって逃避行をする話し。
人を殺しそうにない善人がふとした弾みから殺人を犯し、メキシコへ逃れたいという強烈な欲望となる。レイプしようとした男を射殺した女性が、過去にレイプされた経験があるようなことがほのめかされるのが効いている。
つまり、単なる激高しただけではない深い理由があったということ。いまから約30年前につくられた映画とは思えない新鮮さがあるのは、女性同士の絆というのがとても活き活きしているからだろうか。
あと、アメリカ特有の広大な原野を走るドライブは爽快で、ラストシーンが悲しくもみじめではない。
私たちに明日はない
専業主婦のテルマと働いて自立して生きてるルイーズの2人の楽しい旅行のはずが、テルマをレイプしかけた男を殺したことで日常から転落していく女たちの話。
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これはまさに『俺たちに明日はない』の女性バージョン。女の人が銃持ってかっこいい車に乗って駆け抜けてくのが爽快。
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世間知らずのテルマが罪を犯せば犯すほど強くたくましくなっていくことが悲しい。
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2人がレイプ男を殺した時に、正当防衛が認められるかもしれないのに警察に行かなかったのは気のある素振りをした女が悪いと思われるから。
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同意もないのに無理矢理行為に及ぼうとすることが圧倒的に悪いのに。この世界だと女はちょっとでも仲良くなったら体を差し出さなきゃいけないのか?.
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ちなみに、若かりしブラピがちょっと出てたりして。
痛快!開放感
女性の社会的地位
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