テルマ&ルイーズのレビュー・感想・評価
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自由を夢みて
知り合いにすすめられて、映画館で鑑賞してきた!
亭主関白な夫をおいて、楽しく気ままな2人旅!がアクシデント続きで思わぬ方向に…!?というポップな映画かと思いきや、全然そんなことなかった!!
安心して見ていられる時間が少なく、シリアスでスリリングなシーンが結構続く映画だったなという感想がまず浮かんだ!
2人が車とかホテルで言い争ってるシーンとか観て、自分の女友達との旅行を思い出して「あ〜ちょっと観てらんない!」とか思ったりもした。笑
あのレイプシーンなんかも結構女性あるあるじゃないのかなぁなんて思うのよね。ちょっと羽伸ばそうと思ったつもりが、もしくは男性慣れしてなくて浮き足立っていて火遊びしてみて、男性にレイプされそうになる…。
自分から飛び込みにいったほうが悪い…そんな言葉が聞こえてきそうだけど、それでもやっぱり『女性だから』と枕詞がつく事柄が多すぎて、全てを自己責任にしては絶対にいけないと、改めて思いましたわ。
ちょこちょこ軽口叩いてきたトラックもあるあるだと思う。本当に悪気があるのかと言われると、そうでもないとは思うのあの運ちゃんも。「あー、はいはい、で受け流せばいいって話」っていう人もいるかもしれないけど、でもそれって私たちが特に何もしてないのにバカにされたり、ナチュラルに下にみられたりするのを黙ってみてろってこと??って思う。
トラックに銃ぶっぱなしてバーーン!!!のシーンは超笑ったし痛快だった!
映画の筋として、女性が自由になってエンパワメントしていくというのはもちろんあるんだろうけど、一方で2人でどんどんと孤立して追い詰められていくのをみるのがしんどくて、長い長い現実逃避はちゃんと終わってしまうんだよというのをまざまざと見せつけられた気分になってしまいました😂
どういうオチがつくのかな〜とハラハラしながら観ていると…。儚く美しくでもなにか彼女達の使命を感じる、忘れられないラストでした。あのラストしかなかった、そう感じてしまうくらい好きなラストシーンでした。
清々しくて切ないラスト
テルマとルイーズ、親友を超えた関係
何かトラブルが起こるのは全部テルマが引き起こすのに、それを責めず助けるルイーズ
最初は頼りない表情が多かったテルマがどんどん明るくなるのと同時並行でルイーズと対等になっていくように思いました
解放感溢れるテルマの表情からは、あの窮屈な家の中にいるより犯罪者になってあのラストでもテルマにとっては幸せだったのかもと思ったけど、ルイーズはあのラストを選ばずにジミーと幸せになれてたかもと思ったり
でもどこまでもテルマと一緒を選ぶルイーズが好きにならずにいられませんでした
だからあのラストが爽快感さえある切なさなんだと思います
ハル刑事だけ良い人で、あとは出てくる男性がみんなクズ男
ブラッド・ピットはとってもイケメンさんだけど、とってもクズ男でした笑
どこまでも続くような地平線、ラストにピッタリなロケーションでした
大好きなリドリー・スコット監督作品、ホント観て良かったです
ラストは西部警察
有楽町の映画館へ「今日はこれを観よう」と軽い気持ちで行ったら、まさかの「満員」。
最終日の最終回に出直して、観れて良かったです。面白かった!
コメディタッチで嫌なヤツ(テルマの夫)がプリプリ怒りながら車に乗ろうとしてすってん転び!チャップリン映画みたいな転び方で笑ってしまった。
それに比べて、同じ家の前に迎えに来たルイーズのカッコいいこと!綺麗な色のThunderbirdに「おお!」と心の叫び。真っ赤な口紅と頭のスカーフが素敵でした。
テルマとルイーズは、困ったことがあってもグイグイ前へ進んでいくのね。ロードムービー特有の気怠さはない(追われる状況だからまったりとはしてられないけどね)。
そして気がつくと顔つきや服装が変わっていき、デッドホースポイントの景色を駆け抜けて行きましたね。
ラストあたりは、西部警察でした。
今を生きるわたしたちに
あまたあるリドリースコット作品の中でも
屈指の名作、傑作であろう。
もう30数年前の映画であるのに、この現代性、普遍性はなんなんだろう…
ジェンダー映画、女性への抑圧、そこからの悲劇的な解放、解放と素直によべるかどうかは個人によるだろうが…
ロードムービー、というジャンルコードの範疇におさまる映画ではない。
監督監修の4kレストア版上映。
映画館での大画面で初見。
ブルーレイで何度も観ているが、魂に突き刺さる映画とはこういう作品をいうのだろう。
女性版アメリカンニューシネマ、などと巷間よくいわれてきたが、カーリークーリのシナリオはそこを遥かに越境する。
制作は91年。
多様性ダイバーシティ、LGBTQ…ジェンダー、#metoo
などの言葉が新しくない今。
時代が作品に追いついた感はある。
物語は、2人の対照的なパーソナリティの女性のまさにロードムービーなのだが、そこにカーリーのシナリオは抑圧、を挟みこむ。
男性からの女性への抑圧そのものを。
レイプされそうになるテルマを、ルイーズが射殺するところから物語が動き出していく。
警察に追われる2人、過去に凄惨な暴力を受けたことを示唆するルイーズ、
道行きの中、テルマとルイーズの関係性も変化していく。
受動的なテルマ、能動的なルイーズが終盤にかけて変わっていく。
画面はアメリカの原風景ともいえる、岩、砂漠、ラストにグランドキャニオン…
随所に見られるリドリーらしいヴィジュアル
キャスト、スーザンサランドン、ジーナデイヴィス
ハーヴェイカイテル、マイケルマドセン…
そして若き日のブラッドピット
彼はこの作品から一気にスターダムにのし上がっていく。
刑事ハルを演じるHカイテル。警察の中で唯一彼女たちの心情を理解しようとする。演じるカイテル、渋い役どころ。
ラスト、さいこうのバカンス、ほんとうの自分になれた、と2人はくちづけを交わし刑事ハルが追う中、飛翔する。
伝説的なシーンで終わる。
悲壮感ばかりが強調される映画とは思わない。
特にラストなどは爽快感さえ感じる、といえばいいすぎだろうか。
抑圧された現世からの飛翔
画面はホワイトアウトしてエンドクレジットへ
沁みる映画だ。
彼女たちは今も生き続けている
旅を始め、どんどんタフになっていく二人が、本当にカッコよく素敵です。
彼女たちの「精神」が現在まで共感を呼んでいることこそが、二人の生き続けているという証ではないでしょうか。
見たままではないという映画の見方を知り、とても勉強になりました。
ハチャメチャさが満載
CSで録画視聴。
女性2人が日々の生活に飽きてドライブ
旅をするが、トラブルに巻き込まれ
ハチャメチャな事に。
とにかく女性2人のハチャメチャ旅が
あまりにも凄すぎる。
凄い作品だった。
マチズムに満ちた世界に銀の銃弾で風穴を開ける二人の姿が涙で霞む90年代屈指のヤケクソロードムービー
今年はなぜかヤケクソ映画の4Kリマスター上映が相次いでいて、『エグザイル 絆』、『ブレイキング・ニュース』、『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』に続いて4本目の鑑賞です。
本作を鑑賞した1991年といえば大学4年の年、時期的にはフレディ・マーキュリーの訃報を渋谷で『イニュエンドウ』を聴いてる最中に知らされた直前くらいだったかな。上映館は確か当時通い詰めていた新宿ミラノ座。当時も感動したつもりでしたが所詮は20代前半、本作が真正面からこじ開けた穴の大きさに全く気づいていなかったことに愕然としました。
まずテルマとルイーズが立ち寄るナイトクラブの名前が”Silver Bullet”、字幕でもきっちり“銀の銃弾”と説明されていてジンベースのカクテルの名前にもなっているそうですが元は狼男を倒す武器であり、転じて特効薬とか起死回生の秘策のような意味にもなっている単語。ここでルイーズが放つ一発の銃弾がマチズモに満ちた絶望的な世界をサンダーバードで駆け抜けることになる二人の物語の発端となるわけで実に冴えた命名です。ツカミにナイトクラブの名前を使うというのは先日観た『ノッキン〜』の冒頭に影響を与えているんじゃないでしょうか。ちなみにナイトクラブで演奏しているバンドのボーカルは80年代に女子に結構人気のあったチャーリー・セクストン。
二人の道中に出くわす自称大学生のイケメンJDに扮しているのはブラッド・ピット。当時は無名だったので全然注目してませんでしたが今見るとその美しさに改めて驚かされます。
テルマとルイーズの服装にも注目要。元々は週末だけの気晴らし旅行だったので二人はいかにもなバカンススタイルのいでたち。そこから始まって道中で物々交換でアイテムを入れ替えながら最後に辿り着くのが彼女達を痛めつけ続けた男達の典型的な服装。そこまでの道程で彼女達はどんどんと逞しくなり表情もそれにつれて晴れやかになり、世間知らずで人を疑うことを知らない主婦テルマとそんな彼女に振り回されながらもリードする勝気なウェイトレスのルイーズの立場も少しずつ変化し固い友情を紡いでいく。この辺りをしっかりと眺めていると129分はあっという間です。
次から次へと登場する男達はほぼ全員が男性優位主義を当然と思っているクズども。ただ一人彼女達を心配しているのが彼女達を追う立場の州警察のハル刑事(ハーヴェイ・カイテル)。彼女達の身辺を調査するうちに彼女達を追い詰めた事情を知り何とか彼女達を救おうと奔走する彼が放つ言葉が激しく胸を打ちます。
監督はリドリー・スコット。よくよく考えたら『エイリアン』、『プロメテウス』、『ハウス・オブ・グッチ』等逞しい女性を主人公に据えた熱いドラマをいくつも手掛けている巨匠が当時としてはアナクロだった極めてニューシネマ的なロードムービーの体裁で強烈な社会風刺を叩きつけてみせたことが“銀の銃弾”となり以降2000年代に至るまで量産されることになるヤケクソ映画の嚆矢となり後続のマイケル・ダグラス主演の『フォーリング・ダウン』、リドリーの実弟トニー・スコット監督作『トゥルー・ロマンス』に繋がります。そういえば『フォーリング〜』で唯一主人公の心情を理解する定年間近の刑事(ロバート・デュバル)のキャラクターはハル刑事とよく似ています。
ヤケクソ映画の最後は基本的に同じですが、ちょっとツイストした結末を迎える『トゥルー〜』を監督したトニー・スコットがその後ヤケクソ映画の主人公のような最期を遂げることになったことを思うとなかなか複雑な気持ちになってしまいます。
何はともあれヤケクソ映画は色々行き詰まった人生におけるまさに“銀の銃弾”ですので、未見の方も昔観た方もこの機会に是非。4Kリマスターなので映像は当然当時よりも遥かに鮮やかです。
自由に生きよ!
旅の途中で寄った酒場で、無理強いしてきた男を射殺したことから始まる、一風変わった女性2人のロードムービーという名の逃走劇。監督は近年「最後の決闘裁判」や「ナポレオン」といった歴史ものでメガホンを撮るようになった、巨匠・リドリー・スコット。作品自体全然知らなかったけど、4Kリマスター上映しているとの事だったので、鑑賞。自由を、自分らしさをメッセージに掲げている作品としては、公開から30年経った今でも異様。かなりクレイジーでぶっ飛んでいるけど、ものすごく映画らしく、最後に楽しかった。
次々と事件に巻き込まれる、いや引き起こしていくことで、これまで体の奥底に眠っていた才が目覚めていく2人。そのせいか、最初と最後では言ってることがお互い逆転する。ド派手な演出、踊りたくなるような音楽、笑っちゃうほどエキサイティングな展開など、この映画が至高である要素は沢山あるんだけど、何よりラストの、冒頭では見せなかった彼女らの弾けるような笑顔が、深く脳裏に焼き付いた。犯罪は良くないけど、人生楽しんだもん勝ち!そりゃ、若き頃のブラビ見たらだれだって惚れるもん!
今のうちに、劇場で!
91年製作の米国映画。
2016年に、米国の国立フィルム・レジストリーに入ったことを汐に、同年カンヌでも再映され、リドリー・スコット監督自身が関わって4Kレストア版が作製され、2024年公開された。傑出した映画のデジタルライブラリー(4K)化は、米や台湾では公的に進められているが、はて日本では。フィルム保存の努力はよく聞くが。
この映画では、南部アーカンソーの仲良しの二人、ダイナーのしっかり者のウェイトレス、ルイーズ(スーザン・サランドン40歳台)と専業主婦のテルマ(ジーナ・デイヴィス30歳台)。二人で楽しい週末を過ごそうと車で繰り出す、旅先で出会った様々な出来事を経験するうち、二人は変わって行く。二人とも長身(サランドンは172cm、デイヴィスは178 cm)で、良く映えるし、目立つ。しかし、二人の弾け方は、それぞれに異なる。
ルイーズは過去のいきさつもあり、本来、持っていたものが、心の奥底から吹き上げる感じ。一方、テルマは、楽天家でやや浮気性、ただ不誠実な旦那に抑制され、家から自由に出ることも叶わなかったものが、外に出て解放され、一挙にタガが外れた感じ。何れにしても爽快感がある。あの心が解放されてゆくところを楽しむ映画か。フェミニズムの現れには間違いないが。
根底には、やや70年代へのノスタルジーが感じられた。
象徴的であったのは、66年型フォード・サンダーバード・コンバーチブル。最高のアメ車、しかし、乗り心地はともかく、マスキー法以前の車だから、排ガスも燃費も推して知るべし。室内でも喫煙し放題で、とても禁煙が進められていた90年代初頭の米国とは思えず、70年代の感じ。リドリー・スコット監督は、どうしてそんな設定を持ち込んだのだろう。既に、フェミニズム、排ガス、禁煙も進んだ世の中になっていたから、過去の事象としたのでは。二人で撮っていたポラロイドカメラは、80年代の終わり頃の製品だったが。
それに、ヒスパニック、黒人もマイノリティも、全くでてこない。やはり南部の白人中心社会のできごととするしかなかったのでは。その中で、私はハーベイ・カイテルの扮したハル刑事に共感し、彼の演技に好感を覚えた。彼は、東部のエスタブリッシュメントとはかけ離れた風貌だ。東ヨーロッパ系のユダヤ人のようだが。
トリヴィア;二人がテルマの家から出発するときだけ、サンダーバードは大型のキャンピング・カーを引いているようにみえた。編集時の見落としか。今度、BSでやるとき、確かめてみたい。
テルマ進化の記録⁉️
ハチャメチャ、ぶっ飛びストーリー‼︎ 。下衆で下品なイヤラシイ男は大嫌い‼︎、殺したって構わない‼︎。でもね、紳士的でイケメンで優しい男は大好きだから仲良くするの‼︎。わからんでも無いけどね。頭に血が上りすぎて待ったなしで直ぐ行動、テンパリ具合絶好調‼︎。最初、ルイーズは酸いも甘いも噛み分けた、人生わかっている風の大人の女でテルマを引っ張っていたんだけど、テルマがどんどん成長していって、いつの間にか立場が逆転してないかい⁉︎。もう進化のレベル‼︎。専業主婦で夫の言いなりの、ちょっと頭軽い風な妻テルマが、どんどん自信を付けて、日焼けして、研ぎ澄まされたような精悍な顔つきに変貌して行くのって凄い‼︎。男前‼︎。ステキ💓。はいもう、貴方について行きます‼︎。
自由を勝ち取る
はじめ、テルマがしっかりものでルイーズが大雑把でぶんぶん振り回して自分を解き放つ話だと思っていた。
が、意外とキャラ的にはルイーズのほうがしっかり者でテルマの方がかなり危うい。
テルマが危ない目や騙されたりした際、こっちもヒヤヒヤしながら観ていたが、その後の覚醒してからの自由を見つけ、男へのカウンターを仕掛ける様は痛快感が半端じゃない。
テルマは元々情緒不安だったのではなく、男に家庭に縛りつけられ、思考を制限されていたのだなぁと。今作を観た女性は大きく力づけられたのかなぁ。男性陣は自分の振る舞いを考え直すきっかけになってくれたのかな。
実話とばっかり思ってた。
が、違うらしい…。初見。面白かった。犯罪ものだし、男たちに虐げられて抑え込まれた女性達の話だけれど女性の自立と友情の絆が強くなっていく過程が逃避行とともにどんどん盛り上がっていく展開に引き込まれる。主演ふたりの表情の変わり方も名演。ラストはどう受け止めるかだと思うけど、俺は好き。良かった。
明日なき女ふたりのアメリカン・ロードムービー
昔ビデオの時代にレンタルで観て感銘を受け、それから何回も観た大好きな映画です。
4Kになって映画館で再上映って事で、映画館では初だけど、久しぶりに観てきました。
とにかく、超アメリカンしてて、主人公ふたりが乗るのはデッカくカクばったアメ車サンダーバードで、
ウエスタンな酒場で、たくさんの、カウボーイハット、ウエスタンシャツ、ウエスタンブーツ、が出てきて、
赤茶けた砂漠が広がるモニュメント・バレーを走っていく…
アメリカ文化が大好きな僕には、超タマりません(笑)
キャストも豪華で、ハーヴェイ・カイテルやマイケル・マドセン、出始めのブラピ。
物語の核になっているのは、強くメッセージ性を感じるのは、フェミニズムだと思う。
女性に優しさを!妻は家政婦じゃない!
フェミニズムで、アメリカンな、ロードムービー。
スコアは、85点ぐらい。
90年代の名作で、観た事ない方は観た方がいいレベル(笑)
配信もあるので、ぜひ観て下さいm(_ _)m
Tシャツ買ったぜい♪
アメリカンニューシネマ!
91年、意外と最近
この時代によく堂々とアメリカンニューシネマ風でやったなあ 全くてらいがない
リドリースコットっぽくない
でも最後の決闘裁判にもつながる
最初テルマにちょっとイライラするけど大胆さが開花していくのは爽快 踏み出さないと気づかない才能があるものだ この2人はどこで友達になったのかな
今回4Kレストアで色がものすごく鮮やかでアメリカの景色の迫力がある 車の青緑がきれい
ヘリとかカーチェイスとか爆発とか予算あるな!アメリカ!って思った このテーマ、日本ならちまちましたサイズ感の映画になりそう ヘリが目の前に現れるなんて地獄の黙示録みたい
刑事が急に同情し出すのが謎だがハーヴェイカイテルよい ブラピはさすがの魅力でこりゃ目を惹くわ〜
ラストの交互に映される2人の晴れやかな顔がすごく良い
ルイーズの恋人役の俳優が詩人らしくギャップにおどろく 君に会ったことは誰にも言わないとか言っときながら刑事に全部しゃべってたよな ルイーズが宝石とか全部おじいさんにあげるのはなんでだろう?
2人を思いやる刑事が良い。
彼女たちがだんだんアウトローになっていく様が痛快だった。 オープンカーで砂と岩の荒野を疾走する姿はまるで西部劇のアウトローを思わせる。アウトローをヒーローにして描くのは、アメリカンニューシネマの系譜かもしれない。と言っても僕はリバイバルで 「明日に向かって撃て」と「俺たちに明日はない」しか見てないけど。あとフェイ・ダナウェイが好きです。
◎ 駐車場でルイーズがクソ男を撃ち殺した件で思うこと
法律で○△□には死刑がない(外国は不明)。これは男だけで法律を作ってきたからだと思う。もし女だけで法律を作ってきたら、○△□は殺人より重い罪になったと思う。
彼女たちは傷つきながら生きてきた。それを思いやる刑事も出てくるのが救い。
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