劇場公開日 1974年4月13日

「レッドフォード追悼」追憶(1973) すーちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 レッドフォード追悼

2025年10月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

ドキドキ

名作の誉れ高いにも関わらず、なかなか鑑賞する機会のなかった作品。
R.レッドフォードが先日亡くなっていたことと今作の追悼上映(4Kリマスター版)を知り、せっかくなので全盛期の彼を映画館の大スクリーンで拝みたいと渋谷まで足を運びました。

若かりし頃のレッドフォードのキラキラした美男子ぶりは圧巻。
白い軍服姿がまぶしいのに加え、目を閉じた姿で数分場を持たせられるのがすごい。
(ケイティとの再会シーン)
バーブラ・ストライサンドの理屈っぽいけれど自分の信念を曲げないキャラクターも魅力的だし、水と油のような二人が惹かれ合うのはなんとも映画的。
ハリウッドの赤狩りの話も絡んでくる後半はなかなかスリリング。
リマスターのおかげで映像も音も綺麗で、さほど古さを感じずに楽しめました。

全盛期のレッドフォード、ブラッド・ピットにドキッとするほど似てる瞬間もあれば、そうでもないと感じるときもあり不思議でした。似ているのはホームベース型の輪郭と、おでこと目、金髪くらいですかね。
汚作りして性格俳優を気取るブラピと違って、レッドフォードは生涯、正統派美男のイメージを貫きました。
監督作品からは誠実な人柄が伺えます。
(クイズ・ショウ、面白かったなー)
スクリーンの中で彼の美男子ぶりは永遠に輝き続けることでしょう。
R.I.P

すーちゃん
ノーキッキングさんのコメント
2025年10月23日

バーブラが全く活動家に見えず、色男のレッドフォードが部屋にこもってる作家だなんてあり得ない。当時、さんざん言われたそうです。まぁ、映画も曲も売れたので結果オーライですが………

ノーキッキング
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