劇場公開日 1981年1月

チャンスのレビュー・感想・評価

全32件中、21~32件目を表示

3.5タイトルなし(ネタバレ)

2020年5月31日
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ぴぴ

5.0チャンス

2019年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

笑える

興奮

もう何十年も前にこれをテレビで見た洋画劇場である 初め何の映画かと思っていたがこれほど感動したものも珍しい 実力者が大統領を気にする中で 主人公も同じように無垢な心で大統領をものともしないのである 人間の権力欲をうまく手綱をさばいた感じである 何十年経ってもこの作品を忘れない 派手さ はないが全く忘れことできない 作品 である

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たっちゃん

2.0シャーリー・マクレーン見たさに

2019年2月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

オーダーメイドスーツ、帽子、キャリーケース…
これで身を助けられたテレビが大好きなチャンシーが、観てるテレビシーンが長くて退屈になる。

詳しい人が観たらいいとこなんでしょうが。
シャーリーマクレーンが可愛くて、チャンシーに迫るシーンもうれしくなるほど。
風刺映画としていいとか、笑ったとかは、なかった。
それほど自分が、わかってない。

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sugorokuservice

3.0意外なファンタジー

2019年1月27日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

一歩外に出たら、まるで景色が変わる違和感がすごい
そこから連れていかれたお屋敷の違和感
ラストがなかなかのファンタジーを感じた

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daikokumai

3.5哲学的な寓話と観るべき作品

2019年1月26日
iPhoneアプリから投稿

住み込みで働く庭師のチャンスは、主人の死により家も仕事も失う。
家を出たチャンスが町を彷徨うシーンに流れるのは「ツァラトゥストラはかく語りき」。つい昨年、「2001年宇宙の旅」を観たばかりだったので、関連があるのかと調べてみたら思わぬ発見があった。
この映画自体がニーチェの著作「ツァラトゥストラはかく語りき」を土台にしているのだ。
ニーチェの著作は、山に籠っていたツァラトゥストラが、神の死を知って山から下りて、人々に教えを施すというものだ。

日本の作品紹介を読むと、「善人が無垢な心で周囲の人々を魅了し、成功していく物語」といったものが多いが、実際に観た印象は相当異なる。邦題も、そういうミスリードを誘ってはいないか。
本作は、非常に哲学的で暗喩に満ちた寓話と観るべきだろう。原題はBeing There、ハイデッガーの「存在と時間」から取られたとのことである。

チャンスは何らかの知的障害があるようだ(情緒障害もあるようにも見える)。
冒頭、主人の死を、同じ使用人仲間のルイーズから教えられるシーン。しかしチャンスは理解が出来ない。ルイーズはチャンスの反応に腹を立てて彼を叱るが、すぐに我に返り「大きな声を出して悪かった」と詫びるのだ。つまり、ルイーズは、「チャンスは主人の死を理解出来ない人」と捉えていることになる。
それから、チャンスが自分のことを語る場面で、「物心ついた時から庭師をしていて、家から外に出してもらえなかった」と言うセリフがある。何らかの事情でチャンスは引き取られ、外に出さないように育てられた、ということだろう。
そして、彼は読み書きが出来ない。チャンスが育った家はそこそこ裕福な家だが、学校には通わず、教育を受けてこなかった、ということである。
チャンスはテレビを観ることに強いこだわりを持っている。自閉症スペクトラムを思わせる。

チャンスは庭仕事のことしかわからない。しかし、周囲の人には彼の言葉が予言めいたもののように聞こえる。最後にはチャンスは次期大統領とも目されるようになる。
物語の舞台はワシントン。アメリカの政治の中心地である。
チャンスの言葉に踊らされるマスコミ。マスコミに踊らされる人たち。ところが、そのマスコミの権威すら、もはやなくなっていることも示唆される。FBIやCIAは情報操作をやっている。出世欲にとらわれた弁護士。理性や秩序を喪ったワシントンの様子は、まさしくニーチェが考えた神の死んだ世界であろう。

そこに表れたチャンスの存在は果たして何なのか?
ラスト、浅い池を歩くチャンスは水上を歩くようである。まるで神のように。

当時40代半ばのシャーリー・マクレーンが気品と可愛らしさの同居する女性を演じていて魅力的だ。

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しろくま

2.5コメディとしては面白く無いし、ファンタジーとしても中途半端な感じ。...

2019年1月24日
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コメディとしては面白く無いし、ファンタジーとしても中途半端な感じ。
意味深なラストですが、NG集も唐突な感じでした。

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やまぼうし

4.0タイトルは主題の逆説

2019年1月20日
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鑑賞方法:映画館
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bloodtrail

2.0理解出来ず

2019年1月19日
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鑑賞方法:映画館

アメリカ社会を風刺したコメディ作品のようですが内容が全く理解できず残念ながらこの作品の良さを感じる事が出来なかった。特に前半は眠気との戦いでしたzzz…
(午前十時の映画祭にて鑑賞)
2019-4

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隣組

4.5やすらぎ

2019年1月18日
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当時見たときは彼のドタバタなイメージとは程遠く
とても静かでスマートな大人の作品
昔ったらピーターセラーズはイコールクルーゾー警部
だったのでかなり驚きました
ただそこに居るだけでまわりを微笑ませ
死に直面しているものでさえ安心を与える
そんな人になれたらいいな〜
今では彼の作品中で一番大好きな映画になっています。
フーマンチューも良いけどね(笑)

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カルヴェロ

1.5評価が高い理由が分からない

2015年11月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

設定は面白いと思ったけど、生かしきれてない感じ。
コメディとも言い難く、残念なだるさ。

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DAWN

4.0重要なこと程、シンプルなのかも

2014年10月6日
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笑える

楽しい

知的

チャンスをみているとそんなことにたどり着きました。
良いように良いように勘違いの連鎖は、主人公チャンスを始点にみなもの輪が広がっていくように、彼と接した周りの人が幸せな心持になっていく。無欲で微笑みを浮かべ、背筋を伸ばしてゆったり歩けば、運は自分の方へやって来て、神様が粋な計らいをしてくれる。そんなことを思わせてくれた作品でした。
淡々と流れていくストーリーであって、二つの側面をもつ魅力。社会風刺を効かせたようなコメディ色を存分に利かせているのかと思いきや、最期のシーンを観た途端、彼の存在自体がどこか高尚に感じられ、もっと奥深い哲学的な意味を見出したくもなったりした。

大変面白い作品でした。名シーンも多く、映像も綺麗。音楽も良い。何よりもピーター・セラーズの醸し出す庭師チャンスの人物像が良い。さらに特典映像のもう一つのエンディングも必見です。

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nuna
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