「立山連峰で撮影した映像は圧倒的に美しく厳しい」劔岳　点の記　ねこたまさんの映画レビュー（感想・評価）

これは随分と前から観たかった映画でした。

新田次郎さんの小説を原作にした映画に相応しく、立山連峰で撮影した映像は、圧倒的に美しく厳しい。

主役の浅野忠信さん、主要人物を演じた香川照之さん、モロ師岡さん、松田龍平さんの抑えた演技も各々良かった。

浅野さんの妻役の宮﨑あおいさんは、あまり印象に残らなかったです。
ライバルの日本山岳会のリーダーを演じた仲村トオルさんの演技は相変わらず。この人が画面に出ると、急にお芝居を観ている感覚が強くなるのは何故なのだろうか。