「沈黙の意味を読め」スカイ・クロラ The Sky Crawlers TOKUSHIさんの映画レビュー(感想・評価)
沈黙の意味を読め
いつもの押井守作品の様に多くは語らない。
アニメといえど映画らしい映画だった。
賛否両論、批難ゴーゴーなのは、多分、原作:森博嗣 主題歌:絢香で、「ポニョのライバル」みたいな扱われ方で、割とマニアックな押井作品を宮崎駿層が観たからごたごた言われてるのでしょう。
いつもの押井作品に比べてみれば解りやすいけど、それでも確かに難解です。
この監督の作品は毎回詳細な設定をするのに本編ではあまり多く語らないからね、「感じろ」ってものでしょう。
描写の方は3Dと2Dを巧みに駆使し、手描きの温かさとCGの冷たさが混じって、独特の世界を見せつけられる。
ジャパニメーションの未来が詰まっている。
空の上の「動」と、地上の「静」の対比が生きる意味を謡う。
んー、難解。
DVDでたら見直します。
それまで解説ムックやファンサイトみて色々嗜好してみます。
多分こういうスクリーンの前だけでなく、色々と巻き込まれるのがこの作品の楽しさなのか!?と開き直ってみる。
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