「嘘が付けない男」誰かに見られてる　万年 東一さんの映画レビュー（感想・評価）

本作の次は『ブラック・レイン』と『テルマ＆ルイーズ』を連発しながら９０年代に入ってからも微妙な立ち位置だったようなリドリー・スコット、今や巨匠の雰囲気でいっぱいのイメージだが何事にも捉われない良くも悪くもブレながらの監督スタイルが今を築き上げた！？

典型的なサスペンス要素に捻りがあるなら不倫モノってお飾り感、何処か力の抜けた愛嬌ある表情のトム・ベレンジャーと『グッドフェローズ』での喧しい演技は控え目なロレイン・ブラッコによる夫婦が和気あいあいとシリアスに物語が進まない感じ、本来ならマイケル・ダグラスがセクシー女優と官能的に、ミッキー・ロークでもハマっていたような８０年代後半のイメージ！？

父親が金持ちだから？女の職業がイマイチ不明？？