「スケールは途方もなく巨大です。でも大味かも?」ダイ・ハード4.0 流山の小地蔵さんの映画レビュー(感想・評価)
スケールは途方もなく巨大です。でも大味かも?
今回はサイバーテロがテーマです。
アメリカ中のありとあらゆるものがサイバーテロによって麻痺して、パニックを起こします。いくらハッキング対策をしても、スパイ活動などでこの映画のようなことが起こりえないことではないとは思います。
しかし本作のスケールは途方もなく巨大です。たとえば高速道路で双方から誘導された車が、お互いモーレツなスピードで正面衝突し合うシーン。車をわざと飛ばせてヘリコプターに激突させるシーン。空軍をコントロールして、高速道路を次々破壊するシーンなど、よく似たストーリーの「24」を上回るアクションシーンの連続でドキドキしっぱなしでした。
それにしても、超アナログ人間のマクレーン刑事とサイバーテロの組み合わせは、ホントミスマッチですね。マクレーン刑事の個人情報をすべて敵側に握られたとき、年金記録が消えるぞと「今風」の脅し文句を言われても断固屈しなかったマクレーン刑事は偉いです。ちゃんと政府は元に戻してあげたのでしょうかね。
今回は、敵方とのバトルが激しく、名物のぼやきが少なかったのが残念です。
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