「カッコいい親父ぶり♡」ダイ・ハード4.0 コータローさんの映画レビュー(感想・評価)
カッコいい親父ぶり♡
クリックして本文を読む
シリーズ全て観ているつもりで数年前に『ダイ・ハード/ラスト・デイ』を観てしまい、そこで初めてこの『4.0』を観飛ばしていたことに気付き、早く観なければと思いつつ『ラスト・デイ』が自分にはイマイチだったこともあり伸び伸びになってしまっていました。
そこまで期待せず観たのも良かったのかも知れませんが久々の『ダイ・ハード』はかなり面白く感じました。さすがに1作目には敵わないもののそれに次ぐ快作だとは思います。
『3』に続いてバディものとして描かれていますが、今作はアナログの親父とハイテクの若者というコンビの妙、マイ役マギー・Qのクールな美しさとキレキレのアクション、追い込まれれば追い込まれるほど冴えわたるマクレーンの減らず口など見所はいっぱいです。
敵のガブリエルがすごい技術を持っていながら全部部下頼みだったり、あれだけ撃たれながらも相変わらずマクレーンにはまともに当たらなかったり、後半のトレーラーから戦闘機に落ちてそこからさらに落ちても生きているのはいくら何でも…と思ったりもしますが、それが許されるのが『ダイ・ハード』でありジョン・マクレーンなのだと長いシリーズが自ずと説得力を醸し出しています。
敵に捕まった娘ルーシーへ電話越しに「頑張れ、すぐ行くよ。」ってあの状況で優しく伝えて、本当に敵を追い詰めていく強い親父、あそこまで無敵にはなれないけれどいざという時、娘に頼られ信用されるマクレーン父ちゃんに少しでも近付きたいなあ。。。
最後、自分を撃ってガブリエルをやっつけるのがいかにもマクレーンだなとは思いつつ、なんだかあっけない感じがした分-0.5ですが、メチャ楽しく観れました。
コメントする