劇場公開日 2007年8月10日

オーシャンズ13のレビュー・感想・評価

全63件中、61~63件目を表示

4.5原点回帰!

2007年8月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

あのOCEAN'Sシリーズ第三作目。原点回帰の作品です。やっぱり、ダニー・オーシャンの作品は、こう来なくては。まじめに騙しを進めます。そのためには、様々な投資も必要で、嘗て騙した相手のテリー・ベネディクトまで抱きこむという大掛かりな騙しを仕掛けます。良いです。

「原点回帰」と記したのは、1)場所がラスベガス、2)無駄な話は無しに、ひたすら騙しを考える、と言うことからです。第二作の『オーシャンズ12』では、一応、騙し・盗みは出てきましたが、それよりも、ラスティーの恋のサイドストーリーが絡んできたり、あるいは、盗みをまじめに考えると言うよりは、それ自体がサイドストーリーと化したり、はたまたブルース・ウィリスがカメオ出演していたりして、まぁ、盛りだくさん。興行的にも成功したし、楽しい作品ではあるのですが、何となく釈然としない感じもしました。それが、今回、アル・パチーノと言う強敵を得て、見事に騙しに賭けるダニー・オーシャンとその仲間、と言う作品になり、原点回帰を果たしました。

今回は、第一作、第二作に出たジュリア・ロバーツは出ません。また、第二作で目出度く12人目?となった、キャサリン・ゼタ=ジョーンズも出ません。って言うか、女性はエレン・バーキン以外にはいないですね。そう言う意味では、ある種の男の映画とも言えるかも知れません。

撮影はラスベガスでも行われましたが、カジノバンクはワーナーのスタジオに作られたセット。二階建てのカジノというのは実際には無いらしいのですが、無いものだからこそ作ってみたいということで、カジノバンクのカジノは二階建てになっています。また、カジノバンクの建設シーンは、ベネチアンの建設現場を借りて撮影したらしい。また、ベネディクトのオフィスは、ベラージオのオフィス区画の部屋だそうです。現実とセットが上手く組み合わさって、カジノバンクになっています。

これまで『次の作品の舞台は日本』と言う都市伝説もありましたが、その可能性は、今回の作品での記者会見で、ジョージ・クルーニーによってきっぱりと否定されました。まぁ、これだけの主役級の役者をそろえるのは困難を極めますからねぇ。仕方ないのかな。最後の作品だったので、原点に戻ったのかもしれませんね。

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勝手な評論家

1.5パチーノが大人しすぎる

2007年8月10日

単純

寝られる

今回でようやくシリーズ最終作となる「お友達馴れ合い映画」。彼らのおふざけを丸々2時間見るのは結構しんどい。シンプルな復讐に的を絞ったのはいいが、「13」それぞれの出番が少なすぎる。クルーニーにはもっと野心的な作品に挑んで欲しい。それにしてもパチーノにコメディは似合わない。パチーノがいつものように吠えまくっていたら、もう少し面白かったと思う。

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広谷賢次

3.5イケメン達とクスっとした笑い

2007年8月10日

笑える

知的

前シリーズと同じような軽いノリでストーリーは進む。

全体的には目まぐるしく切り替わる場面とまったりした雰囲気。オーシャンズのメンバーそろぞれのストーリーが淡々と流れていく。

犯罪ドリームチームとのことだが、迫りくるような緊張感はほとんどない。ドリームチームがゆえに余裕すぎて緊張感は必要ないのだろうかと思ってしまうくらいだ。
だが、残り40分くらいになるといっきに緊張感は増してくる。ここから先はナカナカの面白さだ。

個人的にはまったりした時間が長かったので、今回はB+評価。一番印象に残ったのはマッドデイモンの変装は意味があったのかという疑問かな。

カップルで見るのにお勧めの作品です。

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あっち~