「もっと悪いヤツでも良かったのでは?!」Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼 りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
もっと悪いヤツでも良かったのでは?!
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良き父良き夫で、事業にも成功している実業家が、実は殺人鬼というもの。
前半は、うまくストーリーが運び、後半に期待が高まるが、中だるみしてしまう。
それを補うかのように、意外な事実が浮かび上がるが、結末は良くなかった。
ケビン・コスナー演じるMr.ブルックスの苦悩があまり感じられなかったのが残念。
もう一人の自分の悪魔(ウィリアム・ハート)に、そそのかされるとすぐに応じてしまったり、
「楽しんで殺人鬼になっているのではなくて、依存症なんだ」というのなら、その経緯を描いてほしかったな。
せっかくのデミ・ムーアとケビン・コスナーとの絡みのシーンもなく、もったいない。
ラストは、「おぉ~~!!」こうきたか!と思ったものの、夢オチとは残念。
驚きのままで良かったのではないかな。
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