大統領の陰謀のレビュー・感想・評価
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少しスピード感が早かった、、
キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャーから、この映画に辿り着きました。
内容はとても面白そうで期待していたのですが、自分の知識不足で若干内容把握が出来なかった部分が多かった。
もう一度勉強し直してから観ようと思う。
合わせてペンタゴンペーパーも観たいと思う。
末端の事件から大統領を辞任にまで追い詰めた熱き記者たちの物語。 ホ...
末端の事件から大統領を辞任にまで追い詰めた熱き記者たちの物語。
ホフマンとレッドフォードの名優2人の演技が小気味よい。私のようなアホには若干、いやかなり難しい話だが、真相究明にひた走る姿はテンポもよく飽きさせない。
それにしても政治って汚いですね。どこの世界も権力者ってそういうものか、あーやだやだ。
Non-denial denial
Watergate事件が発覚した1972年6月以来追い続けてきた新聞記者2人の取材過程を、彼らの著書を元に描いた作品。
1976年公開ですから、当時の米国内ではホットな話題だったでしょう。再選されたニクソン大統領が1973年1月に宣誓する日までの過程であり、映画のエンディングとしては物足らなさも感じますが、この事件が世間の注目を集める以前の事態を描いており、当時は大統領を辞任にまで追い込んだスキャンダルの発端に関心が高まっていたのだと思います。
極めて多くの人間が関わっているため、次々と名前が挙げられますが、何故その人に辿り着いたのかという詳細を省く所も多々あり、付いていくには知識を要します。
当時はまだ”Deep Throat”の正体が不明でした。情報源から会話のアヤとも取れるやり取りを重ねることで推測を裏付けていく記者の作業。地道な報道により政治を正した新聞社の活躍によって、この頃ジャーナリズムの職を希望する人材が増したとのこと。
映画のシーンとしては、Redford演じるWoodwardが電話取材中、奥で職員達がテレビのニュースに動き回り、段々とカメラが彼に近づいていく長回しが上手いと思いました。
担当していたWoodwardとBernsteinがBen Bradleeにより”Woodstein”と略されている所も面白いです。
“The Post”でMeryl Streepが演じた社主は名前でしか触れられません。しかもMitchellによる彼女に対するセクハラ発言(^_^;)。
偽装された手紙の真実も、女性記者(へ)の色仕掛けを匂わせていました。偽装よりも浮気を疑われることで、Clawsonがペットの犬と猫まで心配している辺りがちょっと笑えます(^^)。
取材は、落ち葉から枝を特定し、大木の根元まで辿るような作業。隠蔽工作を画策する者の目的は、その上位の/根幹にいる者を疑惑の目から守ること。つまりは、隠蔽工作が明らかになった時点で、上に立つ者は極めて疑わしく、責任は免れないということ。
時事問題を考える上で教訓を与えてくれる歴史的事件でした。
若い時に見たときは興奮したが、今見ると、ディープスロートや内輪の情...
若い時に見たときは興奮したが、今見ると、ディープスロートや内輪の情報など偶然性に依存し過ぎており、運が良かったとしか思えない。
ただ、記者のあきらめない姿勢は大切であり、それが運を引き込んだのかもしれない。
ペンタゴン・ペーパーズの、続き。
以前何回も録画したけど、そのたびごとに消してました。
尺が長そうで。
でもあの時見ていたら、たぶんよくわからなかったかも。
メリル&トムの「ペンタゴン・ペーパーズ」とうまくつながってます。
ニクソン大統領の側近たちが、なぜあそこまで無言だったり、語った5分後には知らぬ存ぜずの態度を、かたくなにとったのか。
「ペンタゴン・ペーパーズ」で露呈したベトナム戦争の話で、揺らぐニクソン大統領再選のため。
で「ペンタゴン~」が編集主幹や社主の上層部メインだったのが、今作は記者視線から描かれているのが、味わい深いし。
ホフマンとレッドフォードが、粘り強い記者魂を瑞々しく演じてるのがいい。
タイプライター等の時代的アイテムもかっこいい。
サスペンス調がスリル満点でした。
2作とも編集主幹が共通登場人物で、同じ癖が出ているのを見つけました。ほほほ。
「ペンタゴン~」を見たら、ぜひこの作品も。
寝てしまった、、
みなさんが素晴らしいと書いているのに申し訳ないですが、途中でこたつで寝てしまいました。
ロバートレッドフォードも好き、ダスティンホフマンも。
また、陰謀ものとしては「JFK」を見て感動したのてすが。
淡々として、事実を追う手法が、たしかによいのでしょうが、
メリハリがなく、わたしには訴えてこなかったです。
JFKは、場面の展開がうまく、過去と現在、公とプライベートなど、変化が巧みだったように思われます。
もう一度見てみましょうか、、
記者のプライドを徹底したリアリズムでもって、映像化した映画がこの映...
記者のプライドを徹底したリアリズムでもって、映像化した映画がこの映画であると思う。
当時権力の絶頂であった、ニクソン大統領を退陣に追い込んだウォーターゲート事件を題材にして記者のプライドを描いた。
感情の揺れ動きなどは一切描かず、淡々と物語を進めていく。感情という分野で言えば、一切の説明を省いた映画であるとも言えるし、ウォーターゲート事件というストーリーの分野で言えば説明ばかりの映画とも言えるだろう。
1976年の作品とは思えない。
若き日のロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマンが主演。
恥ずかしながら、詳しいことは一切知らなかったウォーターゲート事件について。
常々思いますが、エンターテイメントとしての介入があったとて、こういった作品を通して歴史的事実を知ることが出来るというのは、すごく幸せだと感じます。
ハラハラドキドキ。本当に面白かった!!
又、個人的には主幹がかっこよすぎて!!!
最高の上司!!!
記者たちの取材の過程が興味深い
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:80点|ビジュアル:70点|音楽:60点 )
アメリカだけでなく世界に大きな影響を与えた有名な事件を追う新聞記者たちの活躍を描く社会派作品。
公開当時はまだ事件の余波冷めやらぬ時期で、早くも映画化ということで話題性という意味でも人々の関心を引いたのではないか。しかし現在になってしまうとそれは逆に作用していて、私のように事件のことはおぼろげながらに知っていても細かなことにまで知らなければ物語についていくのが大変。次々に出てくる人物の名前とそれらの人々の関係を追いかけるのは辛い。事件を目のあたりにした当時の人々にはぴったり、でもそれ以外の人々には物語を理解するには集中力と勉強も必要かもしれない。
面白いのは記者たちの取材の過程。次々に情報源を探したり、口の堅い彼らからどうやって口を割らせるのかとか、かき集めた断片的な情報から全体像を想像してさらにそこから新しい情報を集める。そのような彼らの活躍は実際の新聞記者たちの日常の取材を見ているようだし、夜討ち朝駆けで仕事に励み会社としての方針を上司として決めていく姿は臨場感がある。特に今のような設備もなく電話とワープロを使う当時の姿の描写を見ていると、こんなふうにやっていたんだなというのがわかる。
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