劇場公開日 2007年7月20日

「感情不安定のハリー」ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 Ken@さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0感情不安定のハリー

2023年11月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館、VOD

単純

興奮

知的

Apple TVのレンタルで久々に鑑賞。
前作で闇の帝王が復活しましたが、誰も信用してもらえず感情不安定になるハリーが描かれています。私はハリーが終始苛立っている姿を見て、「こんな状況な感情がめちゃくちゃになっても仕方ないよね……」と同情してしまいました。

そんな状況でも、少しでもハリーを信じてくれるホグワーツ生徒を集めてダンブルドア軍団として結成し、決戦に備えようとする行動力から勇気を貰いました。特に、ハリーが呪文を教える立場になってネビル達に指導する姿から1作目から大きな成長が伝わってきました。

終盤には予言を巡る戦いにハリー達がヴォルデモードの手下に立ち向かう光景に興奮しました。さらに、不死鳥の騎士団やダンブルドアが加わったバトルシーンは、光と闇が激しくぶつかり合うような迫力がありました。個人的には、本物のムーディ先生の見せ場がしっかりと用意されていたのが嬉しかったです。

一方で、全体的に急ぎ足なのが気になりました。原作を未読なのもありますが、登場人物の要点がわかりにくく、情報を整理しながらついていくのが困難でした。

それでも、次作以降に向けた準備運動をする気持ちで見ることができました。

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Ken@