「突撃レポーター」ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0突撃レポーター

2018年12月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 突撃レポーターぶりは面白いけど、受ける側のヤラセっぽさで引いてしまう。と、思ったけど、その後の展開がバカバカしくて面白い。NYのホテルのテレビ『ベイウォッチ』で見た女優パメラ・アンダーソンに一目ぼれしたため、カリフォルニアまで行くことに・・・飛行機はユダヤ人のテロが怖いからと、車で・・・と、運転の練習から始める。

 バロン・コーエン自身がユダヤ系だから許されるんだろうけど、人種・国差別が酷い内容。それでも笑える。同行するアザマットは骨董品屋での損失、ホテルでの裸の乱闘が原因で去ってしまう。しかし、ボラット氏のアソコはデカそう・・・黒塗りしてはあるけど、アザマット氏とかなり違った面積。

 それにしてもカザフスタンに配慮はないのか?!ユダヤ嫌いは置いといて仲が悪いのはウズベキスタンだけと言っていた。まぁ、日本人が見る分には関係ないけど・・・そいでもって、こっそりとアメリカ本国の嫌な部分をさらけ出してるところが見事。特にロデオ会場の演説とか、危ないキリスト教の集会とか・・・

kossy