「実録:人間の汚いホンネ」ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 Kellyさんの映画レビュー(感想・評価)
実録:人間の汚いホンネ
間違いなく2006年の映画作品の中で、最高傑作だ。マジでよく作ったと思う。この作品の関係者全てに、最高の賛辞を送りたい。これぞホンモノの映画人だ!!!
人間のホンネってなんて非道なのだろう。アメリカ人がひどいというより、どの国でも同じような形で撮影してホンネを聞き出せば大差ないような気がする。
お金を払うからこそ、超美人、超美男、超ありえない展開という虚構の世界に浸るのが映画を見に行く目的という人にはキッツイ内容だと思うが、これはすごい作品だ。深い。何が本当で何がウソか、何が信じられて何が信じられないのか、ホンモノの愛はどこにあるのか・・・価値観がバカスカぶっ壊される。これぞ映画鑑賞の最高の体験だ。必見。
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