劇場公開日 1988年10月1日

「改めてリヴァー・フェニックスのすばらしさを堪能」旅立ちの時 galarinaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 改めてリヴァー・フェニックスのすばらしさを堪能

2025年11月12日
PCから投稿

ワンバトルアフターアナザーの参照作品として見たのだが、期待以上の良作だった。
爆弾犯として指名手配される夫婦の長男を演じる
リヴァー・フェニックスの繊細な演技がとにかくすばらしい。
両親のことを愛してはいるが、ガールフレンドができ、音楽への才能に目覚め、
自分のこれからの人生を自由に生きたいというジレンマで悩む姿に胸を打たれる。
半年ごと(!)に拠点を変え、アメリカ中を逃亡する両親の元で
よくこんなに素直な人間に育ったなとは思うのだが。笑
当時、実際に付き合っていたというマーサ・プリンプトンとのシーンも瑞々しく、
親に隠れてこっそり会う二人はロミオとジュリエットのようだ。
爆弾犯の親だろうが、どんな親でも子どもを自分たちの人生に巻き込み
彼らの人生をスポイルしてはいけない。
特殊なシチュエーションに見えて、実に普遍的な爽やかな人間讃歌の作品だ。

galarina
PR U-NEXTで本編を観る