「法則ってなに?」カリスマ ともきちさんの映画レビュー(感想・評価)
法則ってなに?
一本の木を守るか、森全体を守るか。
二者択一でなくてもいい。
どちらも生きたいなら両方生きればいい。
殺し合うならそれでもいい。
つまりなすがまま。
最初のカリスマが失われるが、枯れ木をカリスマと呼ぶとすぐさまそれを欲するものが現れる。
つまりカリスマなんか幻想だというわけ。
そのくせ、吹き飛ばしたカリスマの中に新たな芽を見つける。
消し去ろうとしてもムダ。次々現れるよということ。
オヤジ、金、若者、毒、崩壊…
ラストは未曾有の大反乱といったとこか。
これは次の時代を担うべき若者へのメッセージに思えてならない。
毒をもて。
体制に飼いならされるな。
抗ってでも新しい世界を創れと。
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