「刑務官と死刑囚の垣根を超えた感動作。」グリーンマイル にくづめピーマンさんの映画レビュー(感想・評価)
刑務官と死刑囚の垣根を超えた感動作。
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上映時間は3時間超えと長めの一作となっているが、ぶっちゃけサクッと見れた感はあった。
トム・ハンクス演じる刑務官とマイケル・クラーク・ダンカン扮する死刑囚、
ジョン・コーフィの立場を超えた関係を「リアルに」描く怒涛の話だったと思う。
狂言回しであるコーフィももちろんのこと、死刑執行担当の刑務官の葛藤、藻掻き苦しみ、
アーレンたちの死刑への恐怖をこえた感情(私は静かに受け入れる心情に少し驚いた)、
パーシーが手間をわざと省いたことによって派手に惨死してしまったデルへの感情移入など、
さまざまな要素をちょうどよく見せた一作だったと感じた。
「人生はグリーンマイル」という終盤の比喩もすっと腑に落ちたところからpは高い。
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