ゾンビのレビュー・感想・評価
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ビックリするくらいクール
今まで何となくスルーしていたのだが、見てみてビックリ。ジョージ・A・ロメロがゾンビ映画の元祖であることは知っていたのだが、こんなにクールだとは思わなかった。
生きている人間しか食べない。共食いをしない。知性がない。この設定だけでヒットした映画なのだと思っていたが、人間ドラマとしても秀逸だし、アクションがすごいクール。ショッピングモールの中を車が走るし、終末観漂うバイク集団との対決もモールの中だから通常でない状況が発生して面白い。
ラストもエッ、その選択するのって思わせておいてからの展開だったから、すごく良かった。
確かに映像も音も時代を感じさせるが、その後のゾンビのルールが決まってしまった映画だけあるね。
映画館で見れてよかった。
とても良い映画
1979年に日本で公開された"日本初公開版"の復元版を鑑賞。これは、今後ソフト化される予定が無く、今のところ劇場でしか鑑賞出来ないそうです。気になる方は、早めに映画館へ行くのが良いでしょうね。
内容の違いは、大雑把に言えば、グロテスクなシーンが一部削除されたりエフェクトがかけられたりして、幾分ソフト?な表現になっている…という点でしょうか…他にも色々異なる点はあるようです。
正直、話のネタぐらいにはなる日本公開版なので、これを観た後は、ディレクターズ・カット版などを鑑賞しましょう…そちらの方が、"笑えます"…間違いなく(笑)
*パンフレットは1000円とお高いですが、将来プレミアムもんでしょうね、これは(笑)
当時は、ぶったまげた!
はじめて観たのは、17歳の時
当時は、指定無しやね。
SFモンスター映画として
いきなりスタート
わけわからん!
ゲイランロス可愛い!
銃撃シーンの迫力が凄い!
ペキンパーに匹敵する。
そして残酷!
当時は内臓や頭部の爆破は映ってた!
直視できない!
そしてゴブリンのサウンド!
ヘルスエンジェルスとの戦い!
そしてロメロの皮肉
片足の無い
牧師さんが
あまりにも殺しすぎて地獄が満杯なのさ!
ってセリフ
ラストは、
もう燃料がないわ!
いいじゃないか
と
ニヤリ
実質的なゾンビ映画の原点
ゾンビ映画のクラシックであり、評価の定まった映画であり、このジャンルにおける教科書に対して、もはや何も言うことはない。素晴らしい。ロメロは永遠の映画を作り上げたマエストロである。言わずもがなだが…
R15+-日本初公開復元版-が2019年に劇場で鑑賞できる幸運
生まれた時には公開してたのでもしかしたら生まれて初めての映画がゾンビやったら人生変わってたと思う。
クラウドファンディングで再現出来たので出資された有志に感謝
もっとチープなものを想像したけど当時を鑑みれば十分に大作の雰囲気
ショッピングモール
ただ単に青白い顔に塗った人間やと思ってたのがどんどんゾンビにみえてくる
極限状態にあっても所有欲、独占欲に突き動かされる人間
もういいと思っても生存本能に目覚める人間
人間ドラマをみているよう
ヘリコプターの羽でZをやっつけるかのような雰囲気あったが無かったのは編集されているからなのか
ヘルズヘンジェル
ヘリコプター
妊娠
ショッピングモール
公式サイトより
1979年3月10日に日本ヘラルド映画の配給で公開されたが、監督ジョージ・A・ロメロの“リビングデッド”シリーズの2作目であり、1作目の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』は当時は未公開だったため、ゾンビ発生の状況説明が追加された。また残酷描写の過激さのため、独自の編集が行われていた。(本編のベースは「ダリオ・アルジェント監修版」である)
1. 冒頭の惑星爆発ゾンビ発生が惑星イオスの爆発による光線という設定で追加。
2. 説明テロップタイプライターで打った英文により死者が復活した理由を説明。
3. 残酷シーンの処理静止画処理、モノクロ処理。
4. 本編115分一部残酷シーン、ドラマ部分をカット。エンドロールは黒味+BGM
ゾンビはこれくらいの動きの方が好き
ぼくが生まれる10年以上の前に作られた為こういう作品を映画館で鑑賞できるということが何より嬉しく思う。
内容はまぁもう40年の前の作品だからやはり近代映画に見慣れて育った僕としては若干退屈だったかな。
決して作品を否定的な見方をしてるわけではないが、どうしても価値観や考え方の違いが生じてしまう。
まぁそれでも近年のゾンビより動きが遅く、基本的には一般的な人間でもタイマンなら力が上まわる設定は個人的には好き。近年の作品のゾンビは少し強すぎることを多々感じるからね。
ほっこり
11月29日が「いい肉の日」らしかったので、肉を食べる映画を観ることにしました。
40年ぶりのリマスター。
基本中の基本、「ゾンビ」という名称を日本に広めた40年以上前の作品。
なので、今観ると牧歌的でほのぼの、シンプルでほっこりしました。
一番愚かなのは人間だよね、という内容で。
流石に、バリエーション豊かに育ったゾンビものの数々を40年にわたり享受してきた身には、少しダレる印象もあり。
今回わざわざ「日本初公開版」と銘打ったのは、どうやら冒頭の惑星爆発と、「爆発による未知の光線(宇宙線)で死体が動きだした」ってテロップが日本用に追加されたバージョンだかららしいですね。
20年くらい前までに、テレビで何度も短縮カットされた吹替版(これも放送枠次第でいくつもバージョンあり)を観たし、ビデオでも全米公開版だのディレクターカット版だのを観たので、どれがどういいのか、正しいのか、よくわかりませんでした。
日本公開版 ZONBI!
観ました、40年前…劇場で。
中学1年生の時。
SF映画と勘違いして…
ホラー映画なんて見たこと(と、いうか見る気など)無かったので、あまりの恐ろしさに、家に帰ってから一緒に観た兄と2人で部屋にこもってずっと震えてました。
映画のオープニングで、いきなり惑星の爆発後、イタリアのプログレバンド、ゴブリンによる「心臓の鼓動」のような重たいリズムのメインテーマが始まり、パニック状態のテレビ局が映し出されると、観ているこっちもパニック状態!
訳の分からないまま、今度はビードが効いた「ゾンビ」のテーマ曲と共にSWAT隊のプエルトリコ人アパート襲撃、そしてゾンビ達による衝撃映像の連続で、観ているこっちは完全に打ちのめされました…
途中、気分が悪くなり映画館を出ようかと思いましたが、中学生の小遣いで払うには高いチケット代を払っているので、何とか頑張って最後まで観覧しました。
そして、何とも救いようないラスト…
あの当時の中学生が観るには、とにかく衝撃的な映画でした。
ところが、これがきっかけとなり、その後ホラー・スプラッター映画にハマってしまい、数多くのゾンビ・ホラー作品を観ることとなりましたが、この「ゾンビ」を超える映画作品
に出会うことはありませんでした…
あれから40年ですか…😅
今では、すっかりこの手の映画を観ることも無くなりましたが、やはり「ゾンビ」はゾンビ・ホラー映画の金字塔ですね👍
監督のジョージ・A・ロメオでさえ、この作品をしのぐ「ゾンビ」映画を作れていないと思うし…
映画の内容や印象・感想は、好感的なレビューを書いてる方々とほぼ一緒です。
でも、やっぱり「頭を撃つ(破壊する)」のと「ゾンビが走らない(動きが遅い)」は、この映画を成立させる上で重要な設定だと思います。
この「日本劇場公開版」は、数ある「ゾンビ」公開バージョンの中でも1番上映時間が短いですが、その分テンポがよく、BGMも全てゴブリンの音楽なのでの、アメリカ版のようなチグハグ感もなく、スッキリと見れるのではないかな…と。
ただ、ゾンビ襲来シーンでは、当時の日本配給会社が少しでも衝撃シーンを抑えようと、ゾンビが人にかじり付いた瞬間に映像が止まって、食いちぎられる音だけになったり、スーパーマーケットで暴走族がゾンビに襲われるシーンでは、映像がモノクロになったりします。
(しかし、それが逆に妙なリアルさを感じさせるんですが…😅)
まぁ、もう40年前の作品だから、現代のゾンビ映画を見慣れた方や、若い方が観たら怖くない思うかも知れないですが、この機に「日本劇場公開版」を観て「ゾンビ」という作品が、なぜ今尚「高い評価」をうけているのか、その芯の部分を感じ取ってみるのも良いのでは…
自分も、久しぶりにデカいスクリーンでこの映画を見てみたいと思います!
これはゾンビ行進曲だ!
個人評価:3.6
人間がゾンビより残忍になる描写はよく描けているが、ゾンビの行動パターンやルール付が曖昧で、完成度が低く感じる。これは作った時代が新しいとか古いとかは関係なく、作り手の追求が単純に低いと感じる。
しかしながらゾンビの数は多く、大作感はしっかりと出ている。
原点を初めて鑑賞
アメリカ劇場公開版のレビュー
アクション、ホラー、コメディ
どの要素を取っても面白い!
軍隊 対 ゾンビ の構図が黎明期の作品からある事にまず驚いた。
パンデミックに陥っていく街の様子も妙にリアル。
青塗りの俳優をゾンビに見立てた特撮は今の目で見るとシュールだが、大量のゾンビの群れが列をなす様子はなかなかの迫力!
署の死体置き場で食い荒らすゾンビ。
ヘリコプターに頭を切断されるゾンビ。
エスカレーターで転ぶゾンビ。
子供ゾンビ。
ゾンビ表現もシチュエーションもバリエーションに富んでいて面白い。
このシュールなギャグもたまらない。
生前行った場所に群がる習性。
頭部が損壊するまで死なない。
…など、この時点で基本設定が出来上がっているのも流石だ。
なによりショッピングセンターという閉鎖環境を活かしたアクションが面白すぎた!
地の利を生かした戦略、ゾンビを隔離してのショッピングセンターライフ!
舞台立ての妙こそ、この映画最大の魅力と言えるだろう。
これってコメディ映画ですよね!?
ホラー映画の古典にして金字塔。
後半の雰囲気がfalloutです。SuperDuperMartで立てこもり。素晴らしい。
爽快なゾンビコメディ映画、ぜひ地上波デジタル放送でやってほしいですね。
B級バイカー映画に様変わり!?
後半は人間同士の争い"Hells Angels"宜しくチョッパーが爆走の当時のバイカーの群れが暴れマクりでゾンビ関係なくなっている!?
自分ラが先に居着いたからって後から来た人間を強盗呼ばわり!?いや、同類でしょう。
ショッピングモールでの豪勢な暮らしが元の生活より贅沢で優雅。
登場人物四人には共感出来ず寧ろイライラさせられ腹が立つ始末。
あのゾンビの群れで崩壊している世界観って説得力は無いがクラシックな元祖であるのは間違いない。
Get up and kill. 全てのゾンビ映画の紀元となる作品
今の感覚でいうと全く怖くないですが、全てのゾンビ映画の紀元となる記念碑的作品です。だからと言って面白いかどうかはまた別の話なんですけどね。
個人的には登場人物の皆さんがクズ過ぎてイマイチ乗れませんでした。何だか別にお前ら生き残んなくていいよっと思えてしまい・・・ゾンビに魅力があってもメインのキャラクターに魅力がないと何だか微妙です。
きっと当時はエポックメイキングな作品だったのかも知れませんが、今見るとどうしても全体的に古さを感じてしまうんですよね。例えるなら1960年はカラーテレビすげぇってなってたかもしれませんが、4K液晶テレビがある2017年現在では、誰もブラウン管カラーテレビを見てもスゴいって思わないというか・・・そんな印象です。うーん、例えが分かりにくくてスミマセン(>_<)
それでも今のゾンビ映画の基盤を作った事には間違いないので、ゾンビ映画史を押さえておきたい方にはマストな作品です。
ゾンビ映画の模範的作品
ショッピングセンターに立て籠り、ゾンビから身を守り、脱出する……この流れはこの作品が作った。
リメイクもされ、ゾンビ映画では「ナイトオブリビングデッド」と並ぶ作品である。
今観ると、少々古い部分はあるものの十分な内容で、物語を説明するひつようもない。
ゾンビ映画好きなら、一回は観ましょう。
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