「【観客の予想の裏をかいて笑いを追求したコメディアンの短い人生を、ジム・キャリーが熱演した作品。R.E.Mが主題歌を担当し、ナント、コートニー・ラヴも出演しています。】」マン・オン・ザ・ムーン NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【観客の予想の裏をかいて笑いを追求したコメディアンの短い人生を、ジム・キャリーが熱演した作品。R.E.Mが主題歌を担当し、ナント、コートニー・ラヴも出演しています。】
■売れないコメディアンのアンディ・カウフマン(ジム・キャリー)は、小さな劇場に出演していたところを見出され、人気テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演する。
これをきっかけに人気者となるが、次第にエスカレートする彼の芸は、周囲及び観客の反感を買ってしまう。
◆感想
・観ていると、今作の主人公で実在したというアンディ・カウフマンの笑いの芸は、日本でいうと初期ツービートに似ている気がする。
”赤信号、みんなで渡れば怖くない”のPTAが猛反発したり、敢えて世間に毒を振りまいている気がする。
・トニー・クリントンという可笑しなキャラも、自ら演じたり、ヤラセのプロレスラーとの決闘を創り出したり、全ての笑いは彼の掌の中で展開するのである。
・但し、彼の笑いは毒を含むので、受け入れられない人もいたのだろうなあ。
<彼が、肺がんになりベトナムに行ってインチキ医者の手術を受けるシーンなどは、彼の人生そのものが、お笑いではないかと思ったな。
今作は、観客の予想の裏をかいて笑いを追求したコメディアンの短い人生を、ジム・キャリーが熱演した作品なのである。
主題歌をR.E.Mが担当していたり、カート・コバーンの悪妻コートニー・ラヴが出演しているのも、意味深である。>
コメントする
