「一見の価値あり」ボーイズ・ドント・クライ JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)
一見の価値あり
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今、マイノリティが不幸な目にあい、
挙げ句の果てには死んでしまう
そんな映画に対する反対活動がある
この映画は、そんな映画の大元なのでは、
というほど、主人公は不幸な目にあう。
しかし、実話だ。
当時は、これが現実にあったのだ。
その負の遺産が残り続け、
そして今、それに対する反論がある。
時代は変わっているのかもしれない。
この映画も大きな影響力があったろうと思う。
というか、今という時代になるまで、
悲しいことに、ハッピーエンドのマイノリティの
物語があまりにも想像しずらい世の中だったのかもしれない。
とにかく、もう本作のような物語が
異常すぎる世界として見えていることが全てだと思う。
異常すぎる偏見にまみれた世界だった。
本作はそんな酷すぎる現実を生きる人の
救いになっただろうか。
背中を押しただろうか。
ラナが主人公に対して投げかける言葉の
一言一言が刺さってしまって、
愛の尊さを想った。
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