「性同一性障害をめぐる実話」ボーイズ・ドント・クライ SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
性同一性障害をめぐる実話
クリックして本文を読む
1993年米国ネブラスカ州で実際に起こった事件の映画化作品。最近やっと一般的になった性同一性障害の主人公への激しい偏見と嫉妬が主な原因だった。
主演の二人の演技が熱い。相手を愛するのに性別など関係ないのだなと納得させられ、いやらしく感じなかった。主人公も相手役のキャラクターも、当時は犯罪である同性愛に生きる際の心の揺らぎも表現されていて、それだけに、好きでそう生まれたわけではないのに、どうしてそんな目に遭わなければいけないのだろう、と悲しくて泣いてしまった。
コメントする