リプリーのレビュー・感想・評価
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凄いメンバーがそろってる
とにかく俳優陣の顔ぶれがすごすぎる。
今なら単独で主演作が取れる人たちばかり。その競演が見れるだけでもうれしいが、映画そのものはそれほど好きになれなかった。
この頃マットは飛ぶ鳥を落とす勢いであったろう。
まだ力が抜けてない、いい意味で瑞々しい演技で、ナイーブな青年のステレオタイプを演じている。
グウィネスは、あまり賢くないブロンドのステレオタイプを。
ジュード・ロウはわがままな金持ちの役を、それよりもフィリップ・シーモア・ホフマンの若くて、切れ味鋭いこと!
それぞれが、お互いの力を認め合った舞台俳優のように、生き生きと演技をしている。それを見ているだけで楽しい。
目と心に栄養が!
ホワイトロータス?
数回に分けて観ました。
1950年代アメリカの物語で、さえない青年が主人公。白人の青年が化粧室で仕事している姿に多少違和感を感じましたが、物語の主軸はニューヨークではなく、イタリアです。彼がイタリアでプレイボーイ風の青年と出会う事から、ストーリーが進展します。
この辺りからサスペンス要素が加わり、観ながらTVシリーズの“White Lotus”を感じずにはいられませんでした(笑)
本作のギリギリ感、スリリングな駆け引きはなかなか面白かったですが、途中集中力が途切れて退屈さを感じてしまいました。
その後、クライマックスまでエキサイトが続き「これで終わりかい!?」でエンドロールを迎えました。
賛否ある終わり方だと思います。私好みの終わり方ではありませんでしたが、ラストシーンのその後をイメージするのは容易いので、本作に関しては嫌いではありません。
同性愛を連想させる描写が多く、革新的な一面もある多彩なサスペンス映画です。マット・デイモンやジュード・ロウが好きなら是非ご覧ください!グウィネス・パルトロウも素敵ですよ💓
ドロンに及ばず
行き着く先は悲劇
上流階級に憧れを持つリプリーが嘘をついて偽りを重ね取り入ってく姿に共感してしまうのだがディッキーがリプリーの存在に飽きて突き放し始めると共感していた分居た堪れない。
「服を買ってやると言ったのに」除け者にされ始め寄生虫呼ばわりして嫌味を言われるようになってもしがみつく様は気味悪さを感じた。
決定的な嫌悪感を口にされて衝動的に殺してしまったところがターニングポイントだったのだろうね。ディッキーに成り代わって上流階級になろうとするのもリスクを考えればあり得ないのだが…。
天才的な嘘のひらめきと故人の私物を使う異様さにハラハラドキドキともう共感は出来ないところまできてしまった、という思い。行き着く先の暗さに少しゾッとしました。
良い映画は本当に良いですね。
「太陽がいっぱい」よりも原作に忠実なリメイク版
特技は嘘をつくこと、サインを偽造すること、他人になりきること。
野心以外何も持っていないトム・リプリーは、ある富豪からイタリアに行ったまま戻らない
御曹司ディッキーを連れ戻す仕事を引き受ける。
御曹司への愛憎から殺人を犯し、彼のふりをして生きるようになっていく
貧しい青年リプリーの、孤独と狂気を描くサスペンスもの。
(そんなに・・というか全然怖くないので安心して見れます)
■若かりしマット・デイモンが可愛い♡
眼鏡をかけて真面目な感じの初々しいマットデイモンに癒されます♥
ただこの映画では結構なサイコパスですけどねw
中盤からの彼の怪演っぷりが素晴らしいです。
■ジュード・ロウの絶頂期
めちゃくちゃイケメンでカッコ良いんです♡
なんか若かりしレオナルド・ディカプリオのようなセクシーさと魅力が詰まっていますね。
ジュード・ロウはハゲる前までの2018年の【アルフィー】までは、ほんとずっとイケメンですね。
その後も渋いキャラで今ではハリーポッターの続編【ファンタスティックビースト】で若きダンブルドア役までやって、ほんと息の長い俳優さんだなぁと感心しています。
■当時のイタリアの風景や乗り物を見ているだけでも楽しい
ジュード・ロウ演じるディッキーがVespaに乗っています。
ちなみにマット・ディモン演じる主人公のトムが乗るのはランブレッタ。
■【太陽がいっぱい】とは展開が異なる
同原作のアラン・ドロン主演の「太陽がいっぱい」とは展開が異なります。
原作に近いのはこっちの作品らしいです。
■原作が元でついた病名
嘘を重ねることで嘘と現実の区別がつかなくなる精神状態を、
原作の小説からとってリプリー症候群と言うそうです。
■終わり方w
ラストのオチはなんとも言えない感じですね。
結構面白かったけど、なんかモヤモヤする終わり方でスッキリしないw
久々に観かえした😄
ストーリーでは無く、演技を楽しむ映画‼️❓
『太陽がいっぱい』のリメイク
なかなかサスペンス
気持ちが分かる
高校の頃に観た時は認めたくなかったけど、トム・リプリーの気持ちが分かるから、この作品が好きなのだなと再確認。
憧れて、認められたくて、自分を一番に思って欲しくて、その人になりたい。
トム・リプリーはその行動が行き過ぎたけど、ずっと誰かに対して抱いてた感情と一緒だなと思った。
映画はだいたい三部構成になってるのかな?と思う。リプリーがジュードロウに出会い憧れ行動を起こし、その結果がもたらすリプリーの辻褄合わせ、パルトロウの疑いとお父さん弁護士の登場から結末。
リプリーがどんどん大胆に攻めこそ最大の防御なりと言わんばかりにギリギリの?行き当たりバッタリに攻めて行く様が面白い。
そして、ジュード・ロウの色気が凄い。
こんなマット・デイモン初めて!
邪魔する者は全て
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