「ひどい」ソルジャー・ドッグス よしさんの映画レビュー(感想・評価)
ひどい
麻薬組織のボスを拉致する為に集められた傭兵達の苦闘を描く物語。
1986年製作の香港アクション映画。ジャッキー・チェンがポリス・ストーリーを製作したカンフー映画全盛時代。この映画も、しっかりとしたアクションを期待して鑑賞。
結果、期待外れでした。
兎に角、アクションが雑。銃撃戦はテンコ盛りでも、俳優達のガンアクションは学芸会レベル。そんな演技で、ワラワラと出てくるモブキャラをなぎ倒すシーンが続いて興ざめ。
せめて、罠をしかけているとか、防御を固める・・・とかすれば説得力も増すのに、ただただ撃ち合うだけのシーンには、逆に驚かされます。
物語の展開もマイナスだらけ。特に、何の脈絡もなく出てくるキャラにあ然。外国人女性、主人公の旧友、そして主人公の子供・・・特に子供の言動には絶えずイライラ。コナンの元太でも、ここ迄イライラさせられない・・・というレベル。
濡れ場シーンもありますが、お約束だから無理やり・・・と言った感想しか出て来ない拙さ。
大仰なBGMも逆効果。盛り上げようとする意図は分かるのですが、タイミングも悪くメリハリもない為、盛り下げられてしまいます。
私的評価は極めて低い1にしました。
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