「確かにサムライのようだった」ゴースト・ドッグ naomiさんの映画レビュー(感想・評価)
確かにサムライのようだった
屋上で伝書鳩を飼い、唯一の通信手段として、独り殺し屋を仕事にしている。
昔、命を助けてもらった恩がある主人に忠誠を尽くす。
イタリア系マフィアの主人から、殺しの依頼があれば、証拠を残さず任務を全うする。
「葉隠」を愛読しているようで、武士道精神や日本の侍を好み、刀の練習もしている。
ゴースト・ドッグ、格好良い名前だと思う。
無口で動物好きな優しい殺し屋。
本の感想を、次に会った時に聞かせて、と女の子に頼む優しさ。
フランス語しか話せないアイスクリーム屋さんと、英語しか話せない熊のような男。
何を話しているのか、わからない
お互いに友達だと言い、話も通じている様な、面白い関係。
イタリア系マフィア、ボスの娘以外は、何故か中高年のおじさんばかり。
殺し屋の仕事がとてもスマート。
Jim Jarmusch 監督の映画、好きだ。
コメントする