ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!のレビュー・感想・評価
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コメディサスペンスアクション!
なんとも評価の難しい作品でしたが、見終わった後の感想としてはおもしろかったです!
全体としてはコメディタッチで笑えるシーンも多くあったけど、事件が起きても全く意に介さない警察の面々に、不穏に事件周辺を動き回るスーパーのオーナーなど、謎めいたサスペンス要素もあり、作品自体に幅があってよかったです。ハートブルーやバッドボーイズ2バッドを臆面もなくパクる割り切り方も好きです(笑)
最後は、思ってもいなかった激しい銃撃戦!しかも、さっきまで普通に生活していた村人たち相手に!驚きと興奮が入り混じった銃撃戦で◎。この戦闘シーンでの警察官たちの所作、立ち回り、セリフがカッコいい!まあ、半分ぐらいパクりだけど(笑)
まあ、ツッコミどころも多かったけど、おもしろかったです!
笑いと好きな要素がてんこもり!
これ!こういうの好き!とテンションが上がる映画の要素がこれでもかと詰め込まれていて、めちゃくちゃ楽しめました。 ちょっとグロい場面もあるので苦手な方は注意です。『キングスマン』といい、イギリスのグロはストレートな視覚的表現が多いのでしょうか。ブラックジョーク感があったり、スマートにグロを出してきますよね。私としては怖さより不快感を抱いてしまうので苦手なのですが。 ひたひた…キャー!ではなくズギャン!ウギャー!というような。…伝わるのだろうか。 本作はコミカルさが元にあるので、グロが苦手な方でも見やすい方かと思います。 冒頭のカット回しがスピーディで格好良く、ワクワクしました。 サイモンペッグはお茶目というか、ちょっと抜けたような役のイメージがあったので本作の優秀で堅物な役は新鮮でした。こういう役も似合いますね。格好良かったです。 本作は登場人物が多く、主要人物以外の描写は多くはないけれど、みんな生き生きしていてどこか憎めないのも素敵。セリフがいいからでしょうか。 何気なくマーティンフリーマンやケイトブランシェットも出演しています。 映画好きなダニーの言動ひとつひとつに共感できるところも楽しい。「カーチェイスしたことある?」やらなんやらとニコラスを質問責めにするところとか、決め台詞のこととか。微笑ましさも相まってにやけちゃいました。更にそれがキャラ立てとしてもストーリー展開としても活きてくるのが素晴らしい。 セリフの伏線回収というのか、好きなセリフ回しがたくさんあって本当に最高でした。 シュールな笑いもツボでした。署内の罰金のところとか。笑いどころがたくさんあって楽しかったです。 展開も良かったですね。意味深なセリフや車でかけている音楽で挑発するという演出も洒落ていて格好いい。伏線回収の仕方もスマートでした。真実が明らかになった後のテンポの良さも素晴らしい! 映画作品のオマージュがたくさん込められているので、知っているとより楽しめるかもしれません。映画愛に溢れた作品です。
観て損なしな作品です。
もっとB級感漂うコメディを想像していたのですが、以外とアツい展開で驚きました。 主人公がクソ真面目なだけに込み上げてくる笑いのセンスも良かったですし、老人相手の銃撃戦も結構派手ながら射殺しないように気を遣っているあたりもなかなか好印象でした。 観て損はない作品だと思いますよ。
エドガー・ライト作品の本当の姿とは?
音楽や映像がカッコイイ、ということだけでは、(僕は音楽の知識が乏しいので)彼の映画を何度も観る理由にはならない。 昨日「ホットファズ」を観て思った。僕がエドガー・ライト映画をヘビロテしてる理由は、彼の映画が「はぐれもの」賛歌だからかな?多分そうだと思う。 エドガー・ライトが監督・脚本している映画の主要キャラは決まって、既成社会には居場所のない「はぐれもの」。映画の中では、エグい嫌がらせを受け、既成社会に溶け込めない。キャラ設定が上手い・・・というか、エドガー・ライト自身の作家性なのかもしれない(?)。しかし毎回はぐれものの話を描く理由は全くもって謎。彼の経歴はどう見てもリア充そのもの。はぐれものに対する共感はどこから来るんだろう? ショーン・オブ・ザ・デッド ニート役のニックフロストは友達に嫌味を言われ、電気屋の冴えない店員役のサイモンペグは10代の電気屋のバイトに舐められている。 ホットファズ 職場で(ある意味世間でも)浮きまくってる、孤独な勘違い警官(サイモンペグ)。勿論同僚からいじめられている。 スコットピルグリム ヲタクでいじめられている、という設定だっけ?学校の中でマイノリティなことは間違いない。 ワールズエンド 主演のサイモンペグはアルコール依存症患者。旧友から引かれる。ニックフロストも一見成功者のようでありながら実は、、、 ベイビー・ドライバー 過去のトラウマから抜け出せず、犯罪に加担する、友達のいない孤独な青年。犯罪組織のおっさん連中からいじめられている。 はぐれものにとって、現実世界は辛いものであり、苦悩もちゃんと描かれる。(最も過激に描写されているのはベイビー・ドライバーの主人公。彼は現実世界を完全に拒否している。) 映画の結末はいつも決まってる。主人公は最後まではぐれもの。しかしそのはぐれものが自分の居場所を見つけ、ハッピーエンドで終わる。 (僕の見方では)これは、生きて帰りし物語、ではなくて、生きて帰らなくていい(既成社会など捨てちまえ)物語なんだよね。 彼の映画のヤバイメッセージ性もっと具体的に言えば「既成社会に居場所が無ければ、そんな既成社会は捨てちまえよ。何なら壊しても良いんじゃね?」ということだ。 エドガー・ライト監督のギャグとカッコいい音楽によってこの過激なメッセージ性が隠蔽されるので、多くの観客は、このような見方はしない。もちろん、世の中からはぐれたことのない人には絶対にこの見方はできない。 まぁしかし、ヘビロテ映画を見る理由なんてどうでも良いか。観たいから、という理由だけで十分だ。
真面目なペグちゃん
ペグちゃんが真面目なエリート警官の設定だけでも面白い。バディものは楽しいですね。植木鉢抱えてホテルに入るなんてレオンじゃんってみんな思ったハズ。コメディだけど一歩間違えたらこんな街ホラーですよね。キアヌのハートブルーが観たくなった。
満腹感でいっぱい
面白いだけかと思いきや人間の狂った部分、ホラー要素、主人公とダニーの友情の描かれ方も充実していた 監督エドガーライド 日本の上映予定はなかったこの映画は前作のファンによって署名が集められ無事に上映された ほかの作品も是非今後観ていきたい
サイモン・ペッグファンは、見逃すな!
まず10年前の作品だからか、サイモンが若くて超カッコイイ!。 何このクールな警官役。いいじゃないか~。 仕事が出来過ぎて疎まれて左遷。 仕事を張り切っても「ここはロンドンじゃない」と言われる始末。田舎あるある。 道路に首だけ残された殺人事件も、「ただの事故だよ」と始末されるってどうよ?。署内ではみないつもケーキを食べてるし(苦笑)。 「20年間管内で事件なんか起こったことない」と言われるけれど。 腑に落ちない。 相棒は署長の息子。ぽっちゃり系。最初は飲酒運転で捕まる役で登場するところが「だめだこりゃ」と思ったのですが。 大の警察映画好き。 「ハートブルー」「バットボーイズ2バッド」をこよなく愛するっていうのが、後半生きてくるのが面白い。 最初はのんきな田舎町で退屈する警官話だったのが。 中盤は連続殺人が起こるサスペンス調。終盤は銃を乱射したりアクション満載になっていくのが盛り上がりました。 監督とサイモンの共同脚本、ナイス!。 掘り出し物でした。
全てが異常だけど、飽きがこない。
「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」字幕版 Netflixで鑑賞。 *概要* エリート警官が田舎に左遷され、その田舎で連続不審死事件が起こり、クセのある相棒と組んで捜査を開始する。 *主演* サイモン・ペッグ ニック・フロスト *感想* だいぶ前から気になってた作品。サイモン・ペッグとニック・フロスト目当てに観ました。(^^) この映画、賛否に分かれてるようですが、個人的には面白かった。 まず驚かされたのが、話のテンポ。まるでガイ・リッチー監督作品のようなカット割りだし、観ている客を飽きさせないような感じ。 ストーリーは、仕事が出来過ぎて田舎の村に左遷されたサイモン・ペッグが演じるエリート警官・ニコラス・エンジェルが、その村で謎の怪死事件に巻き込まれるお話。田舎の警察に努める警官が全員クセがあって、実際ではありえないなw アクションシーンはもちろん凄かったけど、R-15だけあって、かなりグロシーンが多め。そして、劇中にも登場した「バッドボーイズ2バッド」へのオマージュ。爆笑するようなシーンはそこまでなかったけど、後半から畳み掛けるような展開は凄い良かった。(^^) この映画に出てくる登場人物は、かなり個性的。ニック・フロストが可愛いかった。(笑) 前半はコメディタッチだったけど、話が進むにつれてサスペンスっぽくなる。グロ多め。ちょっと話が古畑任三郎のエピソードを思い出しましたw 総じて、サイモン・ペッグとニック・フロストが物凄く活躍されているし、ストーリーも割と捻りがあって割と面白かったです!\(^^)/ サブタイトルがダサいのが残念。。。
どちらかというと真面目な映画
言わずと知れた名作コメディですが、僕の求めているものとは違いました。 ライト、ペッグ、フロストのタッグといえば、「ショーン」やもっといえば「ワールズエンド」のようなドタバタコメディではないのでしょうか?この作品は、話はちゃんとしてたけどいまいちどこで笑うべきかわからなかった。 個人的にはこのW主演なら「宇宙人ポール」が何よりもおすすめだけどな。
開始2分でマーティンとのツーショット
自分の中では同じポジションなので可愛いがすぎた
しかもエンジェルって 可愛すぎる
音楽の音が大きくて逆に声小さすぎて音量上げ下げ
バディ物は良い
???
後輩になかば強引に観るように貸し出されて観た。 途中までのコメディー路線から何かの錯覚かと思うくらいの残酷的シーンへのストーリー展開・・・。 とてもシュールで結果的には面白かった。 皆さんも書いてるが映画好きは観てみる価値あり。
熱き野郎に笑いあり
終始コメディなんだけど、1本のアクション映画みた後のような余韻。
半分以上は悪ふざけのような映画だけど、恐ろしくテンポが良くてずっと面白いが続く、それでいてポリス映画的なテイストも手を抜いていないので、映画としてもすごく面白い。
ラストに至るまでの様々な謎を、一本筋の通ったストーリーで解明したと思ったら、どんでん返しで意外に全然違うしょーもない理由だったりと見ていて展開が読めない。
ラストのドンパチと見応えあり。ここまで高齢者を痛めつける作品が他にあろうか。飛び蹴りとか、散弾銃ぶちかますとか。でも何発撃っても人が死なないから不思議。まあ殺人事件でバリバリ死んでるんだけどね。そのフィクションラインの曖昧さが違和感なく出来るのがこの映画の良いところ。
oh!!!ダニー!!!!!!!!
ロンドンのエリート警官が左遷された先は一見平穏に見える町。そんな町に彼が足を踏み入れた直後から連続殺人事件が…新しい相棒と数々の事件に立ち向かう。 汚い言葉には罰金を与えるような田舎町の警察署が管轄の田舎町。 相当悪い顔したおじいちゃんおばあちゃん達に踊らされてる平和ボケした警察達。そして見え見えの設定に踊らされっぱなしの私。笑 「バッドボーイ ズ」みたいな日常を叶えてくれる相棒ダニーの存在が本当に秀逸。彼の愛嬌にメロメロな120分でした。 パロディ要素も含めブラックユーモアを堪能できる大人なおバカ映画。
エドガーライト監督ゥ!
これがネタバレ注意!って言わないといけない映画だったとは!
都会と田舎のカルチャーギャップドラマかな、と思って観てると後半驚愕の展開に!ワハハハ!
主人公がDVDでハリウッド刑事映画を観るシーンがあるけど、イギリス人監督はこういうのを撮りたかったんだなと。それをこの後半の展開でやるのが流石というか只者ではないというか。
他にもスピーディにも程があるカットバック、画面切り替えの速さとか非凡さが随所に。ティモシー・ダルトンにあんな役をやらすのもスゴイ。
楽しめました!
全てのジャンルを詰め込んだ感じ!?
主人公は基本的にブレないキャラで周りの村民に同僚がバカ過ぎてフザけ過ぎだが後半から73年の映画「ウィッカーマン」の如き奇妙に話は進んで行くと思いきやヤッパりおバカ丸出し方向は変わらずに主人公もアクション俳優ばりに渋く路線変更で終盤は西部劇ヨロシクな銃撃戦でメチャクチャ!? コメディからサイコちっくにミステリーと詰め込むだけ詰め込んだジャンルの応酬に先が読めない展開とヤッパりフザけたバランスがバカ過ぎて面白い。 が、ニ時間はチョット長いかなぁ?と飽きも来るのは否めないが撮ってる監督が楽しそうなのが想像出来るヤリたいコトは全部ヤル!感が観ていて爽快。
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