「【”映画館の危機は、俺たちにまかせろ!”と12年ぶりに”祝”劇場公開。イギリスで一番平和な町で”公共の利益”のために、炸裂するショットガン、マシンガン、2丁拳銃。面白すぎるアクション・コメディ。】」ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン! NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”映画館の危機は、俺たちにまかせろ!”と12年ぶりに”祝”劇場公開。イギリスで一番平和な町で”公共の利益”のために、炸裂するショットガン、マシンガン、2丁拳銃。面白すぎるアクション・コメディ。】
■エドガー・ライト監督のポリスムービー愛と、アクション愛、抜群のコメディセンスに魅了される2時間。体感1時間の作品。
<一応、粗筋>
・ロンドン警察のエリート警官、ニコラス・エンジェル(サイモン・ペッグ:脚本も担当)はある日、上官たちから呼び出しを受け、サンフォードというイギリス一安全と言われる田舎町に左遷される。
ーえ、何で、何で・・と抵抗するニコラスだが、最後は警部(ビル・ナイ)から爽やかな笑顔で”だって、君みたいな検挙率普通の警官の4倍みたいな人がいると僕らが無能に思われるからね”と告げられる。あー、おかしい。-
・サンフォードの警察署員達はやる気がない。何故なら、事件など起きないから。町の人々も”穏やか”である。
ーこの、序盤でニコラスが町のご老人たちと交わす会話が、後半の激烈な銃撃戦に効いてくる。上手いなあ。-
・が、幾つかの”死亡事故”が起こり、ニコラスはバターマン警察署長の息子で太っちょのダニー(ニック・フロスト)と真相究明にやっきになるが・・。
ーダニーは凄い数の映画ビデオを所有。”BAD BOYS 2"をはじめ、アクションシーンでは、数々の”どこかで見たシーン”が再現されるが、それを暗示している。ー
そして、老人たちが共同で町を監視し、平和な町をアピールするために行っていたことが明らかになっていき・・、あとは、怒涛の銃撃戦。爆破に次ぐ、爆破。カーアクション。
ーこの作品で、エドガー・ライト監督は”ベイビー・ドライバー”の案を思いついたのかなあ・・。ー
<余りの面白さに、改めてビックリした作品。こういう時期だから、久しぶりに劇場公開してくれたのだろうけれど、この作品を劇場で上映しよう!と判断した人は偉い!
お陰で、大スクリーンで後半の銃撃戦、爆破シーン、カーチェイスが見れて大満足である。
ティモシー・ダルトン、ジム・ブロードベントもとても良いし、チョイ役だがマーティン・フリーマンもビル・ナイのしょうもない部下役で出演しています。
もし、お近くの劇場でこの映画がかかっていて、”多少のグロいシーン”なら大丈夫でアクション映画、コメディ映画が大好きな方にはおススメです。(この言葉、初めて使いました・・。)>