劇場公開日 1989年12月16日

「グラハムの率直さ、正直さ」セックスと嘘とビデオテープ 雨音さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5グラハムの率直さ、正直さ

2022年2月9日
Androidアプリから投稿

どうせアンはグラハムと最後にくっつくんだろう、と思ってお気楽に見ていたら、徐々にグラハムの非尋常性が浮き彫りにされてきた。そこから映画はぐっと個性的に。

グラハムの正直さ、率直さ、見ていて気持ちいい。
ただ、負い目があるのか、もともとなのか、少しひ弱さも感じる。そこはアンがフォローしていくんでしょうね。

セックスはじめ、人の志向は多種多様で難しいけれど、他人に迷惑がかからない範囲でなら許されていいだろうし、身近な人たちにまで伏せるのはかえって不誠実というものだし、かえって害にもなりうる。グラハムのように率直である方が、本当の人間関係は築きやすいのだわ。

これは<多様性を認め合おう>的なテーマの映画だと思うけれど、そこそここういう映画はありそうに思うけど、もしかして制作当時は新しい感覚だったんだろうか?

あま・おと
あま・おとさんのコメント
2022年10月5日

たしかに、タイトルいいです。

あま・おと
talismanさんのコメント
2022年10月5日

内容は殆ど忘れてますが大好きな映画タイトルです。ジェイムス・スペイダーが好きでもあったので

talisman