「巨大ダム占拠!孤立無援の壮絶な死闘!!」ホワイトアウト(2000) しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
巨大ダム占拠!孤立無援の壮絶な死闘!!
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DVDで5回目の鑑賞。
原作は未読です。
日本映画には珍しいアクション大作と云うことで、公開当時かなり話題になっていたことを覚えています。主演の織田裕二も、「踊る大捜査線 THE MOVIE」の特大ヒットが記憶に新しく、俳優としてまさに波に乗っていた頃かと…。
当時小学1年生ながら、「これ絶対面白いやつや! 早くテレビで放送せぇへんかなぁ…」と待ち焦がれていました。そして待ちに待ったテレビ放映、家族でこたつを囲みながら観ました。期待以上の面白さに大興奮でした。
他のレビューでも指摘されている通り、本作はまさに日本版「ダイ・ハード」。オマージュがふんだんに詰め込まれていました。孤立無援な戦いと云うのは無条件でたぎってしまう!
死んだ親友との約束を守る…。そのために、ダムの構造に関する知識を総動員して、テロリストとの死闘を繰り広げる富樫の姿がめちゃくちゃカッコ良く、痺れまくりでした。
テロリストが仕掛けたトリックがこれまた秀逸で、まさかのどんでん返しからの、テンポ良く畳み掛けていくクライマックスに掛けての展開が堪りませんでした。
テロリストのリーダー役の佐藤浩市が見事な怪演でした。髭や髪形のせいもあったかもしれませんが、初鑑賞時には佐藤浩市だと全く気づきませんでした。不気味さと腹の中の読めなさ加減がなんとも言えず、さすがの演技力だなと思いました。
※修正(2021/09/11)
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