THE 有頂天ホテルのレビュー・感想・評価
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このドタバタは好みじゃない
いろんな話があって面白いという人もいるが、私は好みじゃない。
ストーリーにまとまりがなく、ただ話を寄せ集めただけのように感じた。
三谷作品はこういう傾向が強く 次回作も同じような趣向のようだが、
皆飽きないのだろうか。
趣味が合わない
大みそかのホテルを舞台に多数の登場人物のエピソードが同時進行で描かれるが、全てのエピソードがクライマックスに向けて収束していくわけではなくショートコント集みたいな印象の映画。
投げっぱなしなエピソードもあり鑑賞後モヤモヤ感が残った。
登場人物が思考や行動が普通じゃない人ばかりで感情移入できなかった。
ジャンル的にはドタバタコメディなのだろうがメリハリとか振り切り方が足りないように感じ乗れなかった。
西田敏行…さすがです
新年直前のホテルの慌ただしい数時間を描いた、オールスターキャストによるドタバタコメディ。
それぞれの登場人物にストーリーがあり、それぞれの思惑が入り交じり、ホテル内で次々と事件が起きる。
ただ、そんなに笑えない(^_^;)
唯一、登場シーン全て面白かったのが西田敏行。いやぁ、さすがです(^^)b
最後はしっかりまとめあげたものの、笑いも感動もイマイチ…
まぁ楽しかったんだけどねぇ~
映画と舞台は別
舞台で見たらとても面白いかもしれない。
でも、映画で見ると散漫すぎる。主人公の支配人に有名俳優を当てたのは失敗だったとおもう。彼のバックグランドストーリーは、映画には不要です。
支配人個人の別れた妻への格好付けが映画全体の邪魔になっている。
新年のカウントダウンを控えた年末のホテルの、しっちゃかめっちゃかな状況で次々と起きるトラブルに奔走する支配人が面白いので、彼個人のライフヒストリーに観客の興味を向かせるのは構成としておかしいだろう。
監督が有頂天?
いやしかし疲れたました。
テレビで見たんだけど、内容が散漫すぎて、序盤はそれぞれのストーリーをつなげるのに必死で、途中疲れて何度か飽きてしまいました。
それに主演クラスの俳優を使いすぎ。
内容にしろ俳優にしろ、ある程度の間引きは必要なんじゃないでしょうか。
いろいろ詰め込みすぎで、お腹一杯です。
連ドラにするとか、舞台でやるとかしたほうが良かったんじゃないかな。
終盤のYOUの歌が入ったあたりでむりやりまとめた感がありました。
三谷さんの自己満映画って感じがしました。
とってもとっ散らかっていたのに、いつの間にか綺麗にまとまった!
久々の邦画鑑賞。三谷監督作のコメディ感、自分に合っててなんだか好きなんだよね。
舞台は年の瀬、カウントダウン・パーティーを控えた高級ホテル。
師走のクライマックスと言わんばかりにホテルがにぎわい、映画のストーリーも賑わってた。
「賑わう」よりも「ハチャメチャ」と言った方がいいかもしれない。
ぎゅうぎゅうに群像劇が詰め込まれているのに、なぜかストーリーをちゃんと追いかけることができて、
気づいたら、ラストでしっかりとひとまとめになっているのビックリ!
2時間以上の映画なのに、それを感じさせないのも監督の手腕なのかな。
どうせならもう少し年末を感じられる時期に観た方が雰囲気を楽しめたかもしれない…
【”ホテルマンの誇り”有名ホテルに大晦日の夜に集った人々の、嘘、困惑、勘違い、思惑をグランド・ホテル形式で描き出したコメディ。20名を越えるスター俳優を自在に操る三谷脚本の魅力全開作である。】
■年越しのカウントダウンパーティーを2時間後に控え、大わらわな高級ホテル、アヴァンティ。
副支配人の新堂(役所広司)は、別れた妻(原田美枝子)とその再婚相手の”マン・オブ・ザ・イヤー”に選ばれた男(角野卓三)に遭遇。だが、その男は”マン・オブ・ザ・イヤー”に相応しくない写真をコールガール(篠原涼子)に撮られていた。
一方、国会議員の武藤田(佐藤浩市)は自らの汚職により自殺を考えていた。(けれど、する訳ない。隙あらば、政界復帰を目論んでいる。)
ワケありの宿泊者たちに振り回される新堂。
だが、彼はホテルマンとして、客の要望を受け入れつつ、時に毅然とした対応を取る。ー
◆感想
・この頃の、三谷監督の脚本は、入り混じった人間関係を面白おかしく、且つ沁みる内容で描いており、見応えがある。
但し、バタバタ感は否めず、そこが評価が分かれるポイントになったのかな、と久方ぶりに鑑賞して思った作品である。
・役所広司、佐藤浩市、松たか子、麻生久美子、篠原涼子ら今でも邦画を代表する俳優陣を”これでもか!”と言う位、豪華にキャスティングしている。
ー これが、相乗効果を生んでいるかどうかも、評価の分岐点になると思われる。
但し、これだけの布陣に見せ場を与えつつ、纏め上げた脚本には頭を下げるしかない。-
<今にして見ると、豪華俳優陣の中でも、際立った存在感を保った役所広司の演技は、流石だなと思った作品でもある。
ついでに言えば、初見時にはあの筆の達人でありながら、オドオドしている人がオダギリジョーだったとはなあ・・。
映画は、出来れば面白いと思った作品は2回は観たいよな、と思った作品である。
だって、出演者多すぎでしょ!。>
『私らしく』という呪いに取り憑かれた人々のお話。
内容は、舞台は年の暮カウントダウンを控えた豪華ホテル・アバンティに集まる人々を一つの家族と見立て、そこで起こる様々な出来事を覗き見る事の出来る舞台風コメディドラマ映画。好きな言葉は、『お帰りなさいませ』この様に挨拶をする主人公の役所広司。『たまには厳しい事を言うのも家族です。』代議士をホテルから逃す時に厨房で話す言葉。ホテルを🏨大きな家に見立て覗き見る様な群像劇は、登場人物も多く出来事が山盛りで伏線も随所に散りばめられ考えながら見ていて面白さと同時に、疲労感を覚えるかもしれません。自分的には、群像劇は大好物なので非常に良くできた脚本と舞台であり映画でもある様な独特のリズム🪘には脱帽します。グレムリンの襲撃後みたいやどんなに明るい空の下にも悪魔は居る👿もんですや客前ででまかせに歌って感動させるのはあの人ぐらいや洗顔クリームの3段落ち三種の神器のブーメラン効果などの場面は楽しいです。あまりにも登場人物が多くどの様な視点で観たらいいか分からず面白さも激減してしまうかもしれませんが、サスペンス要素もあり喜怒哀楽のバランスも良く最後にはオールキャストの大団円は皆んなのカタルシス解放が染み入る様に感じられ非常に面白いです。好きな場面は、それぞれの物語が一つの風呂敷に包み込まれる様な大団円も勿論の事ながら、それぞれの問題が解決するところで、津川雅彦(おやじ)が『お名前聞かしてくれませんか?な・お・み』と言う場面でオヤジが自分らしく生きようとする場面。色々な人が、生き残る道を模索し虚像に取り憑かれた見栄っ張りのホテルマン。自分保身しか考えられ無い政治家(クネクネ)。世間体を気にする大企業の社長。寂しがり屋のコールガール。嘘偽りの顔を持つ罪悪感を持つ代議士。自分の夢を挫折しそうなベルボーイ。自分らしく生きようと行動する客室清掃員。夢と現実の狭間で嘘を演じるコンパニオン。スポットライトを極端に怖がる自殺願望の大物演歌歌手。自分の歌を歌いたくても歌えず流される女性歌手。思い通りに操りたいハゲを気にする劇団長。昔の出来事を後悔して時間が経ってしまった元奥様。行間を読む様に何気ない一言が、これほど切なくやるせ無い無力感に包まれるとは思ってもみませんでした。それぞれのキャラクターが上手い具合に噛み合って最後は一つに纏る素晴らしい作品だと感じました。
大晦日の夜にあるホテルでの出来事。 個性的な豪華キャストが起こすド...
大晦日の夜にあるホテルでの出来事。
個性的な豪華キャストが起こすドタバタ劇。
ちょっとしたことでも、くすっとした笑いにできる三谷幸喜に感心する。
そんなシーンの連続で飽きることなく楽しめる。
最後はうまくまとまって前向きになれるところも良かったです。
最悪の大晦日に起きた最悪の大晦日のメインイベントはYOU
登場人物の人間ドラマがパズルのように組み合わさる展開は面白い。これだけなら上質なグランド・ホテル形式である。ただし…。
これを台無しにしてしまうような最悪のシーンが要となるカウントダウンだ。 ホテルのメインイベントとして華麗なるエンディングを迎えるはずのカウントダウン。 ところが…。 三谷幸喜流のユーモアかもしれないが、 やはりカウントダウンは豪華な演出が欲しかった。
それこそ香取慎吾をキャスティングしてるんだから、 ゲスト出演のサプライズとしてSMAPに歌わせる事だって出来るだろう。
YOUの歌で年の締めくくり、 YOUのカウントダウンコール、 YOUの歌で年始め、 YOUは嫌いではないが今回に限っては完全なキスキャスト。 その後もグダグダのお正月となりまったりしたシーンが続いてハッピーエンド。 カウントダウン後のお正月というのは年の初めのビッグイベントである。 なのにまるで低予算のローカル番組みたいなノリでは白けるだけ。
キャスティングの序列から言えば主役の役所広司に次ぐ準主役は松たか子、
役所広司副支配人の部下松たか子、そんな役どころ、ならば松たか子が歌うべきだった。
ホテル従業員の素晴らしい歌唱力なんて三谷幸喜ならではのジョークで盛り上がったに違いない。
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