青春残酷物語のレビュー・感想・評価
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○島慎二さんのプレイタウンは阿佐ヶ谷❤
あの監督だったんだ。知らなかった。
まぁ思い出したが。見ていないかも。
小津安二郎監督の「淑女・・・」の娘さんが出ているので見たが、なんとあの監督作品とは!
つまり、目新しい表現てはないが、「団塊の世代」に対するバッシング映画に見える。まぁ、「箸にも棒にも引っかからない者」が戦後の日本をリードしたと言う自虐的歴史観なんだろうね。
60年安保闘争を知っている者は、どう見るんだベェ?
我が高校時代の世界史の教師は、この演出家に否定的な事を言っていたのを思い出す。
「フラン○映画の○パクリだよー」ってね。
僕は1957年産まれなので良く分からないが、日本人はあのヒトラーの「マインカンプ」を含めて「闘争」や「革命」を全く知らないと思っている。
さて、
この演出家がリテラシーがあるかどうかは分からないが、彼が予想したように日本文化はデジタルな文化になってしまったかもしれない。
「善」か「悪」で「怒る」か「泣く」
つまり「ゼロ」か「イチ」での表現がもてはやされるのだ。それがよく分かる作品と言う事で評価ををしたいと思う。
僕は「漫画○残酷物語」永○慎二さんの著作漫画のファンなので、評価せざるを得ない。漫画は捨てないで今も持っている。
疑問
女子高生じゃなかろう。
指紋を取られる事が安易過ぎる事。
以上。
リンゴをかじると血が出ませんか?
この時代は女子高生と言わずに女高生と言ったんだろうなぁ。“男の学生”と言っていたから大学生なんだろうけど、女好きの大学生なんてのは今と変わらないんだなぁ。60年安保の時代だし、全学連に無関心だった学生はこんなものだったのだろう。
同棲を始めた二人は金を稼ぐために美人局を計画する。成功した後でバイクに乗ったまま海に突っ込むが、バイクがお釈迦になるだろうに、せっかく稼いだ金が・・・。妊娠、中絶、中年男との一夜、姉と医者、リンゴをかじる・・・絶妙な演出に唸るばかりだ。
医者(渡辺文雄)の独白調の台詞が良かった(しかも襖で仕切られた向こうで)。警察で藤井とすれ違いざまに言う台詞が秀逸だと感じた。俺達の青春の敗北が・・・
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