「【”みんな大好き、トレージャーハンティングムービー。”禁断のパンドラの箱”を求めて、世界を駆け巡るアクションムービー第二弾。それにしても「生命のゆりかご」とは、上手いネーミングであるなあ。】」トゥームレイダー2 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”みんな大好き、トレージャーハンティングムービー。”禁断のパンドラの箱”を求めて、世界を駆け巡るアクションムービー第二弾。それにしても「生命のゆりかご」とは、上手いネーミングであるなあ。】
ー ご存じの通り、コロナ禍前までは、エンターテインメント大作と言えば、世界を駆けまわる作品が多く、この作品もギリシャから中国奥地、上海、香港そしてアフリカはキリマンジャロの麓まで、ララ・クロフト(アンジェリーナ・ジョリー)は、”禁断のパンドラの箱”を求めて元五か月間の恋人テリー・シェリダン(物凄く若い、髭の無いジェラルド・バトラー)と共に駆け回るのである。-
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作は、トレージャーハンティングエンターテインメント大作である。故に、善と悪はハッキリしていた方が良いのである。キッパリ!
観ている側は、”故奴は、悪辣だから最後は悲惨な死に方をするんだろうなあ。”と思いながら、安心して観ていられるのである。
今作は、究極のポップコーンムービーでもある。
・ララ・クロフトとテリー・シェリダンは、”禁断のパンドラの箱”を追うシェイ・リン会を率いるチェン・ローや、細菌兵器で人を平気で殺すジョナサン・ライス博士(シアラン・ハインズ)に追われながらも、ウイングスーツでのビルからの飛翔シーンを含めたアクションを華麗に見せながら、”禁断のパンドラの箱”を追うのである。
この安定した、ハラハラドキドキ感が、こういう作品ではとても大切なのである。
<再後半の、恐ろしき番人たちが守る”禁断のパンドラの箱”をララ・クロフトとテリー・シェリダンと、ジョナサン・ライス博士率いる舞台が追うシーンも良い。
そして、お約束のジョナサン・ライス博士が、黒い酸に呑み込まれるシーンも爽快である。
更に、ララ・クロフトとテリー・シェリダンの”禁断のパンドラの箱”の活用の仕方の違いが鮮明になるラストシーンも、ナカナカである。
ララ・クロフトは、トレージャーハンターでありながら、人類に害を齎すモノは元の状態にキチンと戻す理性ある人である事が明確に分かるからである。
それにしても「生命のゆりかご」とは、上手いネーミングであるなあ。>
あれ、何回も観たはずなのに思い出そうとするとジェラルド・バトラーじやなくてダニエル・クレイグが出て来ちゃうな。1を10回位観てるせいか。ハリーハウゼンみたいな方ね。