スリーパーズのレビュー・感想・評価
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友情という名の元に美化された私刑
劇場公開初日に観て、かなり感動したのを覚えています。それ以降何度か鑑賞して、そして今日久しぶりに観ました。
自分は映画に何を求めているのだろう。
映画は歴史の教科書でも道徳の教科書でもない。本作が実話かどうか、この復讐がモラル的にどうか、なんてやはりどうでも良くて、お互いの友情を守りながら、神父に法廷で嘘を付かせ、看守に復讐を果たし、見事な勧善懲悪のカタルシスを得たいために、この映画を何回も観た気がする。
しかし全てがあってはならない話。
悪い奴らは裏の力を使ってでも消して構わない…。
そんな考え、私刑は映画の中だけに留めておきましょう。
再鑑賞、何度見ても感動の映画
キャスティングの素晴らしさ、スカッとする映画でもあり男の子友情に涙溢れる映画です。
『モンテ・クリスト伯が生きていた、このニューヨークに』最後のシーンでジョンが言うセリフが一番好きですね。
時間の残酷さを感じる映画です。
スラムで育った幼馴染4人組。悪ふざけの窃盗が大事になり少年院に送られるが、そこで看守に虐待を受ける。大人になった彼等は偶然看守を見かけ・・・と言うストーリー。
実力派が揃い、各々の魅力がしっかりと伝わる秀作です。ベストセラーの映画化ということもあり、設定もストーリーもしっかりとしていました。
過去と現代を無駄に行き来させることなく、過去にはモノローグを付けて差別化してくれているので、物語に自然に没頭することができました。
無邪気な少年時代、暗黒の少年院時代、そして進む道を大きく違えた現代。ラスト円卓を囲んだシーンで、時間の残酷さと寂しさが伝わってきます。
看守4名への復讐が達成したことのカタルシスもあり、十分に満足出来た作品でした。
この作品の原作は、フィクションなのかノンフィクションなのかで議論されていたようです。正直、少し残念に思える話ですが、フィクションと割り切って鑑賞すれば素直に楽しめる作品だと思います。
グリーンマイルかと思ったら、スポットライトでした。
看守と少年との話。
印象的だったのは、事件の内容と四人の絆。
そしてフォーシーズンズの「WALK LIKE A MAN」
あれがラストに響く響く…。
事件のフィクション性に関して。
原作が実話ではないのではという疑惑があるらしいですが、そんなの正直どっちでもいいところだと思うんですよね。とくにとの話。
印象的だったのは、事件の内容と四人の絆。
そしてフォーシーズンズの「WALK LIKE A MAN」
あれがラストに響く響く…。
事件のフィクション性に関して。
原作が実話ではないのではという疑惑があるらしいですが、そんなの正直どっちでもいいところだと思うんですよね。とくに映画では。
少年院でああいったことが行われている可能性は確実にゼロではないし。その可能性がある以上は、疑ってかからなきゃいけないと思うんですよね。看守側もある程度は疑われる責任をもってやらねばならないというかね。
我々が映画を観て変わるのって感覚とか見方とかであって、例えばこの映画から変わるのは人に優しく接して生きたいっていう単純なことだったけど、それに対して、これがフィクションであるとかないとかっていうことはどうでもいいんですよね。当人たちにとってはもちろん大事なことではあると思うけど、大勢に人間に影響を与える映画という媒体においては、それは必要ないと思う。
あと、どんな過酷な環境であっても四人の絆だけは途切れなかった。これも素晴らしいことで、絆って本当に希望だなあ、と友達信者の私は心から思えたわけですね。
辛い復讐劇
再鑑賞。4人の少年のいたずらが傷害事件となり少年院送りに。ここから壮絶な辛い日々が始まります。看守役のベーコンさんは「告発」の時は真逆の役です。彼ら4人だけじゃ無く何年にも渡ってこんな事していたら早かれ遅かれ出所した誰かに殺されていたと思います。復讐を果たしても過去の傷は癒される事は無く...辛い記憶はニューラライザーでピカッと抹消してあげたいです。ブラピの切ない目と一番小柄な少年ジョンのセリフ頭から離れない作品でした。
スラム街版のスタンド・バイ・ミー!?
ストーリーも良く出来てるしキャスティングもこれ以上ないと思う。
なのに中だるみ的な感じがするのは監督の責任だろうか!?
個人的には残念に思う。
それにしてもデ・ニーロは流石の存在感。
神に代わる神父の言葉
この作品は知らなかった、そしてキャスティングの凄いことったら!
人生が破戒されるほどの思春期の屈辱と暴行。フラッシュバック。それぞれの友情が辿りついた復讐劇。神に代わる神父の言葉。実話だろうと悟った悲しい結末。
友情物語
見終えた後、少し涙ぐんでしまいました。
友情が織りなす復讐劇。
あの神父が嘘までついて守り抜いてくれた子たち。
イタズラでやったことで、ホットドッグ屋の機械を盗みあやまって地下鉄の階段から下に落としてしまい、下にいた人にぶつかり人を殺してしまう。
それが原因で幼少期に少年院の中で、監視官に性的暴行を受けた子達が
大人になり、その監視官全員を復讐するお話でした。
こういう問題は少年院の中で実際にあるんだろうなと、すごく痛々しい気持ちで見てました。
銃で打たれてすぐ死んでしまった一番悪い指揮官があっけなく死んでしまったのが、少し物足りなさを感じました。
もっと精神的に攻め切ってほしいくらいきらいになってました。
幼少期に仕事をくれていた裏社会のボスのような方が、最後まで面倒を見ていてくれて、なおかつ手伝って動いてくれていて、人とのつながりをすごく大切にしてる人たちがたくさん出てました。
やってきたことは悪いことばかりだし、現に人を殺してるし、大人になってからも殺し屋をしていて、どんどん人を殺してる2人もいるし、そんな犯罪者の2人が偶然バーで見つけたあの頃の監視官を殺してしまう。
その殺した復讐を冤罪に持ち込む、無罪にする話で、法律にのっとってしまうと最低な話ですが、映画として見て、見終えた後見て良かったとおもえる作品でした。
ブラッドピットがすごくカッコよかったですし、ロバートデニーロも若かったです。
古い作品ですがすごくよかったです。
最後二人が若くして死んでしまったのは残念でしたが、他にもたくさんの犯罪をして人を殺してきた罰が当たったてしまったのですかね。
マイケルと女性が結ばれたらよかったなーって思いました。
レビューみたら評価低いけど、、
すごくいい映画だと思う。
ロバートデニーロが演じる神父が子供達をかばうため自分の人生をかけ嘘をつくシーン、、たまりません。
😭名シーン。
ロバートデニーロが演じたたくさんの役の中でも
心に残る役。
メインの後半から淡々と
地味な存在のB・カービィにB・クラダップが出てたのには今回、久々に観てビックリした!?
少年時代を描く前半がオールディーズでテンポも良くすんなり物語に入り込める。
メインになる復讐戦からスムーズに進むので緊張感や興奮など感じられずもう少し捻った展開が必要だったし少年時代には少しの出番だったキャロルが大人になって急に存在感がグイグイで邪魔。
前半の少年時代に時間を割いたからこその作品だと思うしデ・ニーロの渋い演技が素晴らしい。
どうしてもオールディーズな少年時代にギャングが絡むとスコセッシを思い出してしまう要素もありスコセッシが撮ってたらなぁ?とも思う。
日乃出会館内劇場にて鑑賞。
友情は永遠
ブラッドピットで好きな作品は?と聞いてなかなか入らないような気はするけど、僕は一度見て以来とても好きな作品。
結束力は強いけどベタベタしてないところも、いざとなったらと言う所もかなり好み。
「ここはゲイバー?」と言う台詞は出てくるけど男の友情ってこれよ!とニヤニヤしてしまう。そして結末の虚しさにもグッと来る。スタンドバイミー的なエンディングも心を捉えて離さなかった。
何十年後かに観ると、印象も変わったり、好きな物がそうでもなくなったりするけど、初めて観た時と変わらない男の友情と華麗なる?復讐は爽快感がある。デニーロの神父やマフィアのボスを中心とした家族のような町も好きだった。
一つの過ちで人生が転げ落ちる所もリアルだし、また息子が大きくなったら観たい作品。
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