「信念を貫くドン・キホーテに乾杯。」スミス都へ行く コバヤシマルさんの映画レビュー(感想・評価)
信念を貫くドン・キホーテに乾杯。
内容は、とある田舎に住む正直な青年がひょんな事から上院議員となり、アメリカ合衆国の国会の中で繰り広げられる陰惨な足の引っ張り合いと汚職に立ち向かう物語。好きな言葉は『この国では記念碑だけが口先の如く言われている!』国会演説で聞かれる言葉は諦観を感じ残念な思いが伝わってきます。『そんな馬鹿な人達がこの世界を造った』皆が理想を望みながらも時間と共に勇気が磨耗し挫折する思いに一石を投じる言葉。好きな場面は、議長が長い演説の途中で笑い顔をスミスに投げかける所。希望として応援したい📣気持ちの表れが主人公スミスの力になった事を思うと元気になれます。みんなの初志を思い出して立ち返るシーンは見ものです。これが当時アメリカ🇺🇸の自由と平等と民主主義に対する希望なんだと感じると参考になります。ベスト&ブライテスト思想はこの映画の後30年後に裏切られる事になりますが。。。色々と考えさせられ嘘でも元気を与えてくれる映画の痛いほどの思想は感慨深かったです。
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