「一生懸命さや真面目さで世界を変えられるかもと思える映画」スミス都へ行く 接待おぢさんさんの映画レビュー(感想・評価)
一生懸命さや真面目さで世界を変えられるかもと思える映画
この映画を見ると一生懸命さや真面目さで世界を変えられるかもしれないと思う。
金と権力と策謀が渦巻くワシントン。
「騙された方が悪い」とうそぶく、やり手の政治家たち。
スチュワートは問う。
「なんでだますの?」「一生懸命はだめなの?」と。
ただただ、まっすぐ前を見るスチュワートの前に、上院まで上り詰めたやり手の政治家たちが思う。
自分たちが何のために政治家になったか。そもそも何がしたかったか。
カメラワークも殆どなく、上映時間の80%方はずっと演壇を写すだけ。それなのに一時も目が離せない。
壮大なセットもなく、美しい豪華女優がでるわけでもない。ずーっと演壇を見続ける不思議な映画と言えば不思議な映画。
でもどんな、ハリウッド大作より、忘れ得ぬ思いが残る映画。
しかし、タイトルの邦訳はひどい
作品のせいではないので減点せず。
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