「後世に語り継ぐ必要がある作品」戦場のピアニスト カメさんの映画レビュー(感想・評価)
後世に語り継ぐ必要がある作品
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個人評価4.0
ホロコーストを描いた作品で、後世に語り継ぐ必要がある作品の一つである。
シンドラーのリストの様に史実と物語を組み合わせた脚本ではなく、あくまてピアニストであるシュピルマンの一人称での目線。それだけに彼が目にした惨状が、より観る側にリアルに伝わり、そして恐ろしさが深く心に届く。
終盤のシュピルマンがドイツ兵にピアノを弾くシーン。月明りに照らされた姿は、とても美しく、神懸かったシーンだと感じる。芸は身を助けたものの、シュピルマンにとってはまさに死のワルツであっただろう。
作品賞は逃したものの、ロマン・ポランスキー最高の作品。
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