「痛快な戦闘でおしてくるものだとばかり」ティアーズ・オブ・ザ・サン okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)
痛快な戦闘でおしてくるものだとばかり
シリアスでえげつない表現が多く、アクション要素を期待して見るとゲンナリするかもしれない。ブルース主演だから痛快な戦闘でおしてくるものだとばかり。
設定は、ブルース率いる部隊がアルジェリア紛争の地で危険にさらされている女性医師の救出指令を遂行する、という内容。あっさりミッション完了となりそうなところ、女性医師が現地人を置いていけないとダダをこねだす。これに男気ブルースがしぶしぶ応えてしまうことで、さらなる危険が。
マッチポンプ全開です。女性医師のダダのせいで修羅場と化し、しかも相手は現政府軍?で内政干渉という。わからずやの上官が救援をしぶり泥沼。
完成度もあるし見応えは十分。ただ、設定とテーマに凝って悲劇性を煽る表現をあからさまにするのは、マイナス。
コメントする