劇場公開日 2006年1月28日

「中国に行っても健さんは健さんのまま」単騎、千里を走る。 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0中国に行っても健さんは健さんのまま

2015年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

総合40点 ( ストーリー:40点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )

 個人的な中国での体験からして、実利主義な中国人が劇中でみんなこれほどに良心的で協力的なのは素直に受け入れ難い部分もあるのだが、雲南の田舎のほうでは人柄もまた違うのかな。でも映画としてはそうやって人と人とのことを物語る雰囲気を作っている。
 とにかく中国だろうがどこだろうが、寡黙で寡黙で剛直で、健さんは健さんそのまんまだった。中国でも不器用なりに人とふれあい、確執のあった息子との心の繋がりをひっそりと感じた。しかし残念ながら、話は単調で退屈だった。

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Cape God