「眼には眼を」ストレンジャーズ6 jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)
眼には眼を
当初は人気があった独立戦争の将軍
ジェラルド・マチャドが大統領に就任すると
汚職、暴力的支配、縁故政治を行い
政治と経済のアメリカ従属も進む
そしてアメリカ資本と一部の富裕層が利益を独占する
〈砂糖モノカルチャー〉が労働者の貧困を招く
1930年の世界大恐慌もこれに追い打ちをかける
この政権に反対する1931年に設立された
ABCなるキューバの政治組織の実際に計画された
大統領暗殺計画をもとにした映画
任務遂行にあたるメンバーの心理描写と行動に
焦点が当てられているので ちょっと重苦しいが
ドキュメンタリー仕立てか?
監督は葬式で暗殺という計画にも惹かれたのかな
映像からは当時の抑圧された社会の雰囲気は伝わってくる
ジョーンズのマシンガンぶっ放し姿も珍しいような
革命へのプレリュードみたいな出来事
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