「ダルいのに楽しくなってくる」ストレンジャー・ザン・パラダイス いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
ダルいのに楽しくなってくる
今さらながらジム・ジャームッシュ監督作品が気になりはじめ「ナイト・オン・ザ・プラネット」「パーマネント・バケーション」に続いて本作も鑑賞。
「パーマネント・バケーション」ほどではないにしろやはり相当独特な世界観。
ストーリーとして意味はじゅうぶんわかる。うん、わかるがなぜこれをテーマに映画を撮ったかがよくわからない。
でも、ダルいやり取りの連続は観ていてなぜか楽しくなってきてクセになる。「ワニを窒息させる」なんてわけわからんのに面白くなってくるから不思議だ。
観はじめは、もういいかな…と思うのに、観終えるとあと1作くらいは観てみようかなと思える。やはりだんだん本監督の魅力にとりつかれてきているのか。
ところで、本作をモノクロで撮った意味はどのあたりだろうか?
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