劇場公開日 2024年2月2日

ストップ・メイキング・センスのレビュー・感想・評価

全62件中、61~62件目を表示

3.0ステージ上での演出

2016年11月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

TalkingHeadsはNYパンク、ニューウェイヴやポストパンクのイメージだけで聴かずに。
デヴィッド・バーンが出演した「きっと ここが帰る場所」で流れる"ThisMustBeThePlace"を聴いて改めて存在を意識したが。
パンクに心底ハマっていた中学生の頃に聴いていたら好きにはなれない?大人の今だからこそ良さが理解出来るバンドだと思いきや。

ラジカセから流れるピコピコ音とデヴィッド・バーンのアコギによる"PsychoKiller"で始まり、一曲ごとにメンバーが現れ徐々にステージが完成されていく演出、ドラムが大道具のスタッフと勘違いしてしまう地味な服装、コーラスやゲストミュージシャンに黒人を招きビッグバンド編成で奏でられるアフロ・リズムに大衆受けされたノリの良い音楽に少し戸惑う、二度目の鑑賞を映画館で観た感想は「ストップ・メイキング・センス」以前、パンクバンドとしてのTalkingHeadsが好きな大人になれない自分が一人!?

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万年 東一

5.0バーンはキモイ(褒め言葉)、ティナはカワイイ。

2016年4月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

そもそも曲が格好良く、デビッド・バーンが痙攣したように震えたり体全体で波打ったり面白い動きを絶えずするのだから、つまらないわけはないのだが、それにしたって興奮した。映画館の音響設備で聞くトーキング・ヘッズの跳ねるようなビートはジッとしているのが勿体ないくらい。ライブの演出自体がインパクトのあるもので、段々バンドメンバーが増えたり、Life During Wartimeでは何故か走りながら演奏したり、This Must Be The Placeでは室内灯が出てきたり、派手な仕掛けはない、むしろ堂々と黒子がセットを用意する無骨な演出方法だが、それが却って単なる娯楽ではない演劇を見ているような気分にさせてくれる。後半は特にバックに大きく影を写したり、陰影を使った演出・撮影が印象的で、バーンがより狂人的に見える。バーン以外にも、脚を内に畳むように腰を左右に揺らしながら演奏するベースのティナに、端っこで黙々とギターを弾いたりシンセ?をいじったりして、降りて来いよと言われても降りないジェリー、終始ハイテンションでバーンに勝るとも劣らない存在感のサポートのアフロのギタリスト(最後Crosseyed And Painlessで縦横無尽に音を鳴らしまくってたのは彼だった)など、ステージに立ってる人間が皆強烈で、やはり飽きない。どこをとっても独特で、面白さに溢れているライブ映像。ただ、字幕が付いてはいるがそれを見ているとステージの様子を見るのが疎かになるので、歌詞はある程度把握しておいた方がより楽しい。

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zhiyang