劇場公開日 2001年10月20日

「観たかった度:無(この作品が有ることすら知らなかった) 鑑賞後の満足度○ 久しぶりの(?)インテリではないウディ・アレンを見られた映画。なんとなくオールドハリウッドコメディの匂いがする。」おいしい生活 もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5観たかった度:無(この作品が有ることすら知らなかった) 鑑賞後の満足度○ 久しぶりの(?)インテリではないウディ・アレンを見られた映画。なんとなくオールドハリウッドコメディの匂いがする。

2023年5月13日
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鑑賞方法:VOD

①『アニー・ホール』以降インテリ男やインテリ夫婦、インテリ家族が主人公の映画を撮ってきた(合間にそうではない作品も挟んでいるが)、今回は少し初期の作品に先祖返りしたみたいな作風。前半は殆んどスプラスティック・コメディ風。
およそあり得ないバカ話だが(壁をドリルで掘った途端水道管に穴を開けるシーンは在り来たりだが笑える。しかしあれだけ水が出てきたら水道局も分かるだろうに)、昔のハリウッドにはこんなコメディが多かったな、という懐かしさも感じる。
②後半は、メイ以外おバカ達はいなくなり、代わりにスノッブ達が登場する。
経営を全て会計士に任していた、というのもあり得ない話だが、昔は確かに“こんなの、あり得な~い”という話ながら笑わせるコメディが多かったように思う。
③最後のオチもなかなか利いている。アメリカの落語だね。

もーさん