スキャナーズのレビュー・感想・評価
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Cronenberg's Psychic Showdown
The film begins with its infamous head explosion scene and doesn't stop there. This sci-fi mini epic is full of stare-down psycho battles which are a fine combination of expressive acting, gross-out make-up work, and jogging the audience's imagination. It's a lean cut of weirdness signature to the director's work. It might be a little choppy but it dates well in its modern film-noir aesthetics.
0205 鼻血がダメージを表すてのもなんだかな、だが。
1981年公開
超能力のかけ方、かけられ方にもう一つ
センスが感じられなかったが
これがデビッド・クローネンバーグだ、といえば
そうなのかもしれない。
しかしCGのない時代にこれだけの表現を見出すのは
結構困難。アナログの最高峰かも。
それにしてもジェニファーオニール様
作品に恵まれなく
一番輝いていた1971年から十年
もう少し出演作を選んでよ。
普通の熟女になってしまいました。残念。
おそらくメジャーな映画出演としては最後だったのかな。
60点
後半から面白くなった
初っぱなから
脳ミソ爆発でびびった
前半は何となくだらだらと進んだ
1981年とは思えず
1970年台じゃないのって位
ちょっと古くさい感じ。
でも、中盤から後半がなかなか面白かった。
ちょっと、竹宮惠子氏の
地球へ…
を思い出した
さっそく2を観ようとしたら、
U-NEXTでは配信されていなかった
残念
超能力合戦‼️
超能力者(スキャナー)同士の凄まじい戦いを、クローネンバーグ監督が "持ち味" 満載で描いた怪作‼️スキャナーの思念によって他人の頭がフッ飛ぶシーンは、今観ても衝撃的‼️ホントにフッ飛んでるように観える‼️ラストのスキャナー同士の対決シーンのマイケル・アイアンサイドの顔面芸の凄まじい事‼️ラスト・カットの爽やかな表情と正反対ですね‼️女性スキャナー・キムを演じるジェニファー・オニールが妊婦の胎児にスキャンされ、鼻血をたらりと流す場面は戦慄、シビれる、色っぽい‼️でも、ラストの展開を受けたキムは大丈夫かな⁉️
クローネンバーグらしい作品としては、初鑑賞。 もっとダークで気持ち...
クローネンバーグらしい作品としては、初鑑賞。
もっとダークで気持ち悪いかと思ってたけど
想像より、映像が洒落ててルックが良くって
程よく厨二っぽい下世話さみたいな雰囲気もあって観やすかった。
服やメカニックな部分がかっこいいし、体の特殊効果とかどう撮ってんの?って思うぐらい不自然さがなくって
興味深い。
他に似た物がない、独特のクローネンバーグの美学がとても新鮮に感じた。
終わり方が気持ち悪すぎて、「気持ち悪っ!」って思わず声に出しちゃった。
配信で鑑賞
おもしろかった
ストーリーも無理くりな感じしないし、脳みそバーンもすごいリアル、研究所内の宇宙感は当時の最新鋭ってことなのかしらね、今見るとちょっと笑っちゃうけど可愛らしい。これマトリックスより攻殻機動隊より先にやってましたね。でもやっぱり縦書き日本語のほうがインパクト強いか。さすがクローネンバーグでした。
パーーンッ!
世界観も「なんとなく」な雰囲気で進む中、突然頭が爆発してはじまるストーリー。CGではなく、特撮で進捗するサイコキネシスホラーです。続々と現れる、多種多様な変顔のバリエーションは必見!
スキャナーと呼ばれる超能力者同士が銃なんかも使いながら闘うわけですが、よくよく考えれば一般人である我々からすると「悪vs悪」の構図。争いごとは、結局互いの異なる正義なわけですね。
1981年の作品ということで、北斗の拳の2年前。そしてAKIRAの1年前。なるほどクローネンバーグ監督が落としたエンタメの卵は大きく育ちました。そしてTITANEのジュリア・デュクルノー監督もその一つなわけです。
嗚呼。その頃、ランドセルを買ってもらい喜んでいたアホ面した少年に教えてあげたい。大人ってずるいよねと。
この手のジャンルを拓いた先駆的話題作
今ではマーベルやDCコミックスなどのCG、VFXを駆使したど派手なエスパーものが溢れているので今観なおすとショボイかも知れないが、当時のレベルを考慮すれば頭ボカンや特殊メイクを駆使した顔芸だけでコワキモさを見事に演出、この手のジャンルを拓いた先駆的話題作でした。
一応、敵役とされるレベック(マイケルアイアンサイド)はカナダのジャックニコルソンの異名を持つ俳優さんだそう、納得ですね。
人どころかコンピューターまで意のままに操れるスキャナーズの超能力、荒唐無稽かと思うものの、本人たちにも人並みの悩みがあったり、原因が世界を震撼させたサリドマイド薬禍を想起させるなどよく練られている。
黒幕はエスパーを人間兵器に仕立てようとする製薬会社と思ったら血脈の争いに収束するので悪を倒すヒーローもののような爽快感は薄いですが奇抜な展開で愉しめました。
変顔合戦
製作年度を考えると、当時は面白かったのだろうなと思います。
「ふんっ……!」「はぁっ!!」と超能力を発揮するたびに変な顔をして力むのに耐えられれば、それなりに楽しめます。絵面に慣れてきたたころに、予想以上の能力が備わっていることが分かり、「へあっ?!」と怒涛&想像の斜め上を行く展開(え?! そんなことまでできちゃうの?)に。お決まりのヒーローとヒロインは死なない設定。一所懸命に演技している役者さんには申し訳ないのですが、観ていて(絵面も空気感も)痛々しい(笑)。最後、どんな落としどころになるのかと思ったら、「そうきたか!」って感じで、お薦めしたいほどではありませんが楽しめました。
なんとも言えない空気感
1981年製作というCGの無い時代、
超能力を映像で表現するのが難しいだろうな〜
終始重苦しい空気が流れてる。
主人公のセリフはどことなく素人っぽい。
でも何故か惹かれる。
不思議な映画だ。
完全なる厨二
Amazonで字幕版。
おもしろかった!
この手の超能力ものはマンガでもアニメでも飽きるほど通ってきたはずなのに、ストーリーがおもしろので全然チープに感じなかった。
超能力を抑制するのがケミカルなドラッグだっていうところがいかにもアメリカンでそこはかとなく怖い。。
「ザ・フライ」もテクノロジーを介して人間の身体が変質してしまうというのが怖さの源にあったと思う。
シンセを駆使した音楽と、不穏なカメラアングルが、独特の不気味さをかき立ててくる。
個人的にロメロやサム・ライミなど、この時代のホラーで好きな作品がいくつもあるせいか、建物やファッションなど、この時代の空気を感じる画面を見てるだけでなかば自動的にうっとりしてしまう(病気)。
なんといってもCGなど望むべくもない時代にセンスと根性の特殊メイクで描かれる異能バトルは生々しく、今見ても強烈なインパクトがある。
90年代のCGとかあからさまにアラが見えてしまう昨今では、ブツをそのまま使う表現って逆に耐久性あるなあと強く感じた。
いやー、いいものを見た。
40年前によくぞ作りましたな!
そもそも怖い映画が苦手ですから、本作初見です。
企画がなかったら一生見なかったでしょう。シネマートさん、ありがとうございました。
さて、本作。
私が大好きだった昔のドラマ「NIGHT HEAD」の桐原直人もスキャナーだったんだな!と膝ポンです(笑)いや、彼は自然発生だから違いますねー。いやはや、念じた対象物をどうにかしちゃうっての、本作が原案なんですかね?だとしたら、素晴らしい発想力ですね。超能力=スプーン曲げの洗礼を受けている僕としては、特異能力はエンタメ系だとばかり思ってましたから、まさかこんな・・・。
もう冒頭からガツーンです。お子様は見ちゃダメです。
もう、「なんなんだ?何が始まるんだ?」な始まりです。それからあれよあれよと話の波に飲まれていきます。気がついたら・・・・えーーー?そんなカラクリ???うっそーん!と大いなるお話の歯車ガッシャーン!!な展開が待っています。想像できなかった。まさかのまさか。
さらに・・・フォースの力で「空飛べる」的なんでもあり感はあるものの、81年の段階でこの先端インターネット技術を取り入れるとんがり具合がCOOL!!
いいんですいいんです。電話線でいいんです。基本は電話線。いやいや、今だって電話線。
WiFiだってそれは末端。基本はケーブル、海外にだって海底ケーブルだいっ!
燃えちゃうぜー!燃やしちゃうぜー基盤。
IT系の仕事をしているので変なところで上がりました。
いいぞ!いいぞ!なんてステキなんだ!
でもって(変な着地だけど・・・)意味深な結末・・・・。
おーーーー、おーーーーー、おーーーーーーーー!
40年前の才能のほとばしりを感じました。
秀作です。面白い!
アイデア満載の意欲作
40年前の映画だが、それなりに面白く鑑賞できるのは、名作のひとつと言っていいのだろうと思う。クローネンバーグ監督の作品では1987年の「ザ・フライ」が凄く印象に残っている。ある装置から数メートル離れた別の装置へのテレポートを成功させた学者の話で、ジェフ・ゴールドブラムの怪演が思い出される。テレポート寸前に装置に侵入したハエと遺伝子レベルで合体してしまうというアイデアが秀逸だった。
本作品も人体の変化を扱っていて、テレパシーによって他者の意識が勝手に頭に入ってくるだけでなく、テレパスの側からも信号を送ることができるというアイデアだ。それによって相手のバイタルを変化させることができる。流石に頭が破裂するのは少しやりすぎかもしれないが、映画的には衝撃のシーンが必要な訳で、そのあたりはクローネンバーグ監督がよく心得ているようだ。加えて監督は、人体自然発火現象も念頭に置いて作品を作ったように思える。
ストーリーは常に予想を裏切る形で、より過激な方、より悲惨な方へ進んでいく。各シーンはアイデアの連続である。撮影も見事だが、特殊メイクも凄い。CGよりもずっと迫力を感じるのは当方だけだろうか。
ラストシーンはこれで終わるのか?という続編の予感を匂わせる格好だが、完結しているようにも受け取れる。そのもやもやが本作品の印象を強くしている。そういう狙いもあってのラストシーンかもしれない。まさにアイデア満載の意欲作であったというのが本作品の妥当な評価だろう。続編は9年後に製作されたが、クローネンバーグ自身はかかわらなかった。当方も続編は観ることはないと思う。
アイアンサイド
コンセック社の公開実験。スキャナーのテクニックを披露しようと思ったら、被験者アイアンサイドが実験者の男の頭を爆破・・・会議においてレボックを中心とするスキャナー組織を壊滅させようと決まった。それには相手に知られてないスキャナーを使う必要がある。と、選ばれたのがベイルだ。
エフェメロルというスキャン抑制の薬がキー。妊婦に投与することによって新たなスキャナーを生み出す恐ろしい薬なのだ。それを生化学工場にて大量生産。レボックは単に仲間を増やしていただけじゃなかった。
コンセックのルース博士が父親で、レボックが兄だと聞かされたショック。しかしどちらも全世界を支配しようという独裁者のような奴。強力な超能力者同士の戦い。グロい、えげつない、壮絶な精神バトル。勝ったのはどっちだ?!
僕はキャメロンだよ・・・なんて言われても、顔がアイアンサイドだからよくわからない。続編を意識したエンディングだ。おまけにエンドロールまでコンピュータのドット文字。面白れぇ~
素晴らしい才能を感じる名作
見応えがあった、傑作だ
お話は手っ取り早く言えばスーパー超能力大戦
しかし子供騙しなところは微塵もない
冒頭の超有名な頭が内部から血しぶきを上げて爆発するシーン
そのインパクトは強烈な印象を与え、映画の掴みは最高の出来だ
それで我々観客はもう映像に釘付けになってしまう
といってそのグロい特撮シーンにはあまり寄りかかってはいない
終盤の決戦で再度グロいシーンも登場するが、昨今のCGだらけの目がまわるようなものでこけ脅すことはしない
きちんと設定のもたらすスリルとサスペンスを盛り上げて行ってくれる
その語り口は見事だ
多少すれている観客でもおーっと驚かせる展開を最終決戦の前ににみせるから、最後の最後まで力が入って観いってしまう
悪の超能力者役のマイケル・アイアンサイドはジャック・ニコルソンを思わせるような怪演ぶりで印象に残る
結末は果たしてどちらが勝ったのか?
余韻を残した終わり方だ
エンドロールも劇中のコンピューター画面を模しておりその余韻を噛みしめられる素敵なものだ
ハワード・ショアの劇伴も目立たず邪魔にならないが、着実にスリルとサスペンスを盛り上げる良い仕事をしている
SFホラー映画の名作のひとつだ
超能力ものの先駆け
超能力者vs超能力者って構図は、国を問わずちょいちょい見かけますが、その多くの源泉となっているのがこの作品と言っても過言ではないと思います。
エンタメ性よりも、きちんとつくられたストーリーや描写がよい。そこがよくある超能力の作品とは違います。それでいて80年代らしい作品。おもしろいです。
最後も解釈が別れるので、観て語る価値ありです
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