「まさかのラストで怒涛の伏線回収が心地良い。」ソウ アルさんの映画レビュー(感想・評価)
まさかのラストで怒涛の伏線回収が心地良い。
閉鎖された空間での極限状態、届きそうで届かない手。このギリギリが絶妙な脚本と演出。
バスルームだけのワンシチュエーションで話が進むのかと思いきや、想像以上に背景と登場人物の深掘りもあり、思いの外に感情移入もしやすい。
ジグソウの歪んだ『生への感謝』の意味、限られた時間の中で課せられるルール。常人なら必ず躊躇う様な状態と、生きる事を天秤にかけさせるサイコな選択肢にグイグイ引き込まれる。
そしてそのまま続編へ。
後世にも良い意味で名が残る犯罪者であろうジグソウ。素晴らしい傑作。
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